社会医療法人 長門莫記念会 長門記念病院 C館

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「長門記念病院」では、機能訓練室、回復期リハビリテーション病棟とともに、大分県南部で初の緩和ケア病棟を内包する「C館」を完成。病棟水まわりの構築にあたり、TOTOテクニカルセンター福岡で検証を実施。個室トイレの二方向引戸採用をはじめ、そのほかの商品も使用感を確認、仕様や機器の選定が行われた。

建築概要

所在地 大分県佐伯市鶴岡町1-11-59
施主 社会医療法人 長門莫記念会 長門記念病院
設計 株式会社 大林組 一級建築士事務所
施工 株式会社 大林組
敷地面積 17,603㎡
建築面積 2,352㎡
延床面積 9,447㎡
階数 地上5階
構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
竣工年月 2024年3月

特長

建物の特徴

「長門記念病院」は、2016(平成28)年に急性期医療を担うA館の建替えを実施。2024(令和6)年に、機能訓練室、回復期リハビリテーション病棟とともに、大分県南部で初の緩和ケア病棟を内包する「C館」を完成。緩和ケア病棟は、「静」をテーマにした屋上庭園に面するデイルームにオープンキッチンを備え、各病棟や病室は落ち着きのある内装によりComfortな療養環境を整備。またリハビリテーションエリアの「動」をテーマとした屋上庭園や開放感ある屋外階段、木のぬくもりを感じる明るい機能訓練室など、患者が前向きに、明るく取り組めるWellnessな環境とし、患者やスタッフがいきいきとし、癒しを感じる施設を目指している。

水まわりの特長

さまざまな身体状況の方に対応、それぞれが選択して使用できるようバリアフリートイレには、手すりの種類やオストメイトの有無など、さまざまなバリエーションが用意され、患者さん自身で選択できるように工夫。またスタッフステーションなどの水まわりにおいては、衛生面に配慮して非接触で使用できる水栓を採用。さらに、BCP対応にもこだわり、有事の時も使用が可能な器具を設置している。4床室の洗面が混雑している時や歯みがきの練習にも使用できる共用の洗面コーナーを分散配置。個室トイレでは、TOTOテクニカルセンター福岡のバリアフリーラボで、省スペースと介助のしやすさを検証。そのほかの商品も使用感を実際に確認し、患者が使用する環境にあわせて最適な機器を選定している。

採用商品

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