鉄道車両・機械設備の総合技術会社「JR九州エンジニアリング株式会社」は、2023(令和5)年11月古賀市の青柳工業団地内に福岡製作所を開所。水まわりも、自動水栓や擬音装置機能が使用可能なウォシュレットを設置。事務所棟では洗面コーナーとは別に歯みがきコーナーを設置するなど快適な環境が整備された。

建築概要

所在地 福岡県古賀市糸ケ浦81(青柳工業団地内)
施主 JR九州エンジニアリング株式会社
設計・施工 JR九州エンジニアリング株式会社
九鉄工業株式会社
JR九州電気システム株式会社
敷地面積 5,686.35㎡
建築面積 1,448.45㎡(事務所棟)
2,705.11㎡(工場棟)
階数 地上3階(事務所棟)
地上2階(工場棟)
構造 鉄骨造
竣工年月 2023年10月

特長

建物の特徴

鉄道車両・機械設備の総合技術会社「JR九州エンジニアリング株式会社」は、JR九州などの鉄道車両製作や技術開発を中心とした事業を展開。同社の技術基盤である車両や保線機械の検修や改造を行う技術と機械装置の組み立て技術は、従来別々の場所で個別対応されていたが、2023(令和5)年11月古賀市の青柳工業団地内に福岡製作所を開所し、これらを集約。お互い補完しあう形で、効率的に技術開発、モノづくりの施工能力を高めていく。また、SDGsの取り組みの一環として「福岡製作所の建設を通じて、当社のカーボンニュートラルに対する前向きな姿勢と取り組みの発信につなげる」とし、事務所棟において「ZEB」認証を取得し、社員の社会貢献意識の向上を目指している。

水まわりの特長

事務所棟の男女トイレには、洗面コーナーとは別に歯みがきコーナーを設置し、動線やコーナーを分けることで混雑緩和を図った。さらに鏡裏収納を設け、コップや歯ブラシなどの収納場所にもこだわっている。また、衛生面に配慮し洗面コーナーには非接触で使用できる自動水栓を採用。事務所棟だけでなく工場棟の大便器にもウォシュレットを設置し、男女トイレとも擬音装置機能が使用可能としている。そのほか、男女別のシャワー室を設置。さらに事務所棟と工場棟を出入りする場所に手洗場を設置。油を使用する作業が多いため、手に付着した油を落としてから執務室に入れる。また、打合せスペースの天井は、社員の施工研修時でも使用できるように化粧仕上げせず、配管をむき出しにしている。

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