長崎県大村市「大村公園」は、玖島城跡に整備された都市公園。国内はもとよりインバウンドの観光客にも配慮して、トイレの改修を実施。男女トイレそれぞれに、お子様と一緒に利用できる広めのブースを設置。さらに「バリアフリートイレ」、「みんなのトイレ」を用意し、利用しやすい機能分散を図っている。

建築概要

所在地 長崎県大村市玖島1-43
施主 大村市
設計 株式会社アトリエ・プランニング
施工 <建築>株式会社平山組
<設備>有限会社大和設備工業
敷地面積 369.14㎡
建築面積 118.71㎡
延床面積 110.51㎡
階数 地上1階
構造 鉄筋コンクリート造、一部木造
竣工年月 (改修)2023年3月

特長

施設の特徴

大村市は、長崎県のほぼ中央に位置し、長崎空港や2ヶ所の長崎自動車道インターチェンジがあり、さらに2022(令和4)年には九州新幹線西九州ルートの新大村駅も開業した、県内外へのアクセスがよい都市。「大村公園」は、大村市玖島(くしま)にあり、大村藩初代藩主・大村善前(よしあき)が築城した玖島城跡を中心に、桜と花菖蒲の公園として整備された大村市立の都市公園である。ソメイヨシノや国の天然記念物オオムラザクラ、県指定の天然記念物クシマザクラ、ハナショウブ、ツツジの名所として、県内外から多くの花見客が訪れ、日本さくら名所100選・日本の歴史公園100選の地にも選定されている。花見シーズンやイベント時は、多くの観光客や家族連れでにぎわう。

トイレの特長

国内はもとよりインバウンドの観光客にも配慮して、トイレの改修を実施。公園を訪れるさまざまな方に配慮し、子どもから大人までみんなが安心・安全・快適に利用できるトイレを目指した。トイレの呼び名も、男性トイレを「お殿様トイレ」、女性トイレを「お姫様トイレ」と玖島城跡の公園であることにちなんだネーミングにするなど観光地のトイレを意識した。男女トイレそれぞれに、お子様と一緒に利用できる広めのブースや子ども用の手洗いを設置。また、車いす使用者やオストメイトへの配慮と大型ベッドも備えた「バリアフリートイレ」、さらにお子様や高齢者などの異性による介助・同伴や性的マイノリティなどに配慮した「みんなのトイレ」を用意し、利用しやすい機能分散を図っている。

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