「日本万国博覧会記念公園」は、1970(昭和45)年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)の跡地に整備された文化公園。公園のシンボルである太陽の塔は、森の豊かな緑と調和している。国内はもとより海外からの利用者も多く、バリアフリー化の推進と多様な利用者の快適性に配慮することを目的に、園内のトイレ改修を実施した。

建築概要

所在地 大阪府吹田市千里万博公園1-1
施主 ⼤阪府⽇本万国博覧会記念公園事務所
設計 円坐設計(中央口ゲートトイレ)
株式会社昭和設計(太陽の塔内トイレ)
施工 北成建設株式会社(中央口ゲートトイレ)
株式会社大林組(太陽の塔内トイレ)
敷地面積 1,274.822㎡
建築面積 514.56㎡(中央口ゲートトイレ)
1,031.76㎡(太陽の塔内トイレ)
延床面積 310.4㎡(中央口ゲートトイレ)
1,858.77㎡(太陽の塔内トイレ)
階数 地上1階
構造 鉄筋コンクリート造(中央口ゲートトイレ)
鉄骨鉄筋コンクリート造(太陽の塔内トイレ)
竣工年月 (改修)2020年2月(中央口ゲートトイレ)

特長

改修の経緯

日本万国博覧会記念公園は、1970(昭和45)年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)を記念し、その跡地に太陽の塔に象徴される多くの文化施設や各種スポーツ・レクリェーション施設などを森の豊かな緑と調和させ整備した文化公園。園内は、四季折々の植物を楽しめる「自然文化圏」、日本の造園技術を披露する「日本庭園」 、2010(平成22)年に同博覧会の記念館として設けられた「EXPO'70パビリオン」の3つのゾーンからなる。大阪のシンボルである万博記念公園は、国内はもとより海外からの利用者も多く、バリアフリー化の推進と多様な利用者の快適性に配慮することを目的に、園内のトイレ改修を実施した。

トイレの特長

大便器は、清掃性と節水性に優れたパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式を採用。さらにすべての大便器に、湯切れなしで連続使用可能な瞬間式のウォシュレットアプリコットPを設置している。お子様連れ配慮として、一部のブースにはベビーチェアや荷物配慮や着替え行為に配慮したフィッティングボードを設置。多目的トイレは、コンパクトな空間を有効活用できるコンパクト多機能トイレパックを採用。ここでは、オストメイトに配慮した汚物流しやお子様連れに配慮し、ベビーチェア・ベビーシートを設けている。バリアフリー化の推進や全洋式化、ウォシュレットの設置などで、多様な来園者が快適に利用できるトイレ空間を実現している。

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