2020(令和2)年春、リニューアルされた、「小倉駅新幹線口1F公共トイレ」。近年、北口周辺は、北九州スタジアムやアミューズメント施設の開設などにより、さらなる賑わいが創出されているなか、訪日外国人や観光客への配慮はもとより、多様化する利用者ニーズに応える、快適性と衛生性を兼ね備えた高機能な観光トイレへと生まれ変わった。

建築概要

所在地 福岡県北九州市小倉北区浅野1-1
施主 北九州市役所
設計 <建築>株式会社西部交通建築事務所
<機械>株式会社樽見設備設計
施工 <建築>有限会社フジキ技建
<設備>鉄王管工有限会社
敷地面積 475㎡
建築面積 67㎡
延床面積 67㎡
階数 地上1階
構造 鉄骨造
竣工年月 (改修)2020年3月

特長

改修の経緯

北九州市は、小倉都心部の魅力を高め、集客活性化を図るため、北九州200万都市圏の中核に相応しい高次な都市機能の充実と、都心部の賑わいづくりを目的に、小倉都心地区都市再生計画を推進。2020(令和2)年春、リニューアルされた九州の玄関口である「小倉駅新幹線口1F公共トイレ」はその一環である。近年、小倉駅北口周辺は、2016(平成28)年オープンした北九州スタジアムやポップカルチャーの魅力を世界に発信するアミューズメント施設などにより、さらなる賑わいが創出されているなか、当トイレは、それに伴い多様化する利用者ニーズに応える、快適性と衛生性を兼ね備えた高機能な観光トイレへと生まれ変わった。

トイレの特長

訪日外国人や観光客に配慮し、大便器は和式便器からすべて洋式化。清掃性のよい壁掛式の大便器を採用、きれい除菌水を搭載したウォシュレットアプリコットPを設置し、維持管理しやすい「きれいが続く空間」へと整備された。さらに、男女トイレともにひろびろブースを設置し、周辺のスポーツ施設やイベント参加者の着替え、お子様連れの利用などに配慮した広さと設備が整えられている。多機能トイレは、限られた空間を有効活用するコンパクト多機能トイレパックと幼児用大便器などを設置し、車いす使用者、オストメイト、お子様連れまで安心してご利用いただける空間となった。当トイレは、公衆性が高いことから防犯面に配慮して利用時間を設定。夜間はシャッターを閉めるなどの管理が徹底されている。

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