グリーンズ四日市ビル

建物の特長

「株式会社グリーンズ」は、グローバルブランドを擁する「チョイスホテルズ事業」と、60年以上の実績を誇る「グリーンズホテルズ事業」によりホテルチェーンを全国展開する。2022（令和4）年10月に、創業の地である四日市市浜田町に新社屋として「グリーンズ四日市ビル」を竣工。四日市市が近鉄四日市駅周辺等整備事業として再編を進める"中央通り"に面し、本社事業所の上層階6～13Fには「コンフォートホテル四日市」を開業した。脱炭素社会の実現に向け、全館の空調や給湯などをオール電化仕様とし、さらに使用する電力は中部電力ミライズ株式会社が提供する三重県産CO2フリー電気「三重美し国Greenでんき」を導入。併設の駐車場にも宿泊者専用の電気自動車充電器を設置するなど、環境にも配慮されている。

水まわりの特長

2～5Fに入る本社事務所基準階のトイレは、間接照明によるやわらかい光が印象的な空間となっている。大便器、小便器ともに床の清掃性に配慮して壁掛式を採用。また、冬場の手洗いに配慮して電気温水器一体形の自動水栓を設置し、衛生的で快適な洗面空間を実現している。さらに、男女トイレ共にスタイリングコーナーを設けたり、大便器ブースは防犯対策として、間仕切り壁を天井まで立ち上げるなど、安心で快適に利用できるトイレ空間となっている。5Fに設置された個室完結型トイレは、L型手すりとはね上げ手すり、洗面器をブース内に設けることで、多様な利用者に対応し、落ち着いた空間でゆったりと使用できるように配慮されている。