1997(平成9)年に建設されたテナントオフィスビル。築23年が経過し、新築物件同等の機能・デザインになるようビルの共用部リニューアル工事を実施し、物件の競争力を維持することを目指した。清潔感・透明感のある青と優しく温かみのある木目をあわせるなどして、ビル全体の内装に統⼀感を出した。

建築概要

所在地 東京都千代田区神田錦町2-3-17
施主 安田不動産株式会社
設計・施工 TOTOアクアエンジ株式会社
敷地面積 1,890.19㎡
建築面積 1,415.20㎡
延床面積 11,331.97m²
階数 地下1階、地上9階
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2020年2月

特長

改修の経緯

築23年が経過し、新築物件同等の機能・デザインになるようビルの共用部リニューアル工事を実施。物件の競争力を維持することを目指した。水まわりに関しては、器具交換だけではなく、トイレの内装も一新する全フロアの改修工事を実施。建物全体の意匠を改めて統一できるよう、コンセプトを「Cool×Elegant」に設定。コンセプトを基に、清潔感・透明感のある青と優しく温かみのある木目をあわせるなどして、ビル全体の内装に統一感を出した。

トイレの特長

改修にあたり、あまり利用されていなかった給湯室の大きさや位置について見直しを行った。そのことにより、1Fはトイレの出入口を男女分けることができ、基準階では備蓄倉庫のスペースを確保することができた。備蓄倉庫は多機能トイレ設置の将来対応として、給排水工事を実施した。基準階はコンパクトタイプの車いすで使用ができるひろびろブースを設け、1Fはより多くの利用者に配慮できるよう、コンパクト多機能トイレパックを設置。オストメイト用の汚物流しを新設し、サインも車いすマークだけではなく、だれでも入りやすいようなピクトサインとした。また、トイレットペーパーを収納する場所として、大便器ブース内に、コーナーキャビネットを設置するなどして、トイレ全体の意匠性にもこだわった。

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