埼玉県立和光国際高等学校

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公立高校で全国初の国際高校として開校された「埼玉県立和光国際高等学校」では、埼玉県の県立高校トイレ改修加速化事業により、築30年以上経過した普通教室棟のトイレを改修。すべて洋式化され、ウォシュレットを設置。床は乾式清掃仕様とし、内装も一新。さまざまな身体状況の方が利用できる「だれでもトイレ」も新設された。

建築概要

所在地 埼玉県和光市広沢4-1
施主 埼玉県
設計 ところさわ一級建築士集団株式会社
施工 <建築>東洋建設株式会社
<機械>株式会社サイエイヤマト
<電気>株式会社北産電設
敷地面積 44,628㎡
建築面積 1,237㎡
延床面積 5,858㎡
階数 地上5階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2022年2月

特長

改修の経緯

埼玉県では、県内の高等学校の老朽化対策による大規模改修工事において大便器の洋式化を順次実施するなか、学校や保護者から特に洋式化の要望が多いことから、2018年度よりトイレ単独の改修工事もあわせて加速。現在、県立高校の普通教室棟のトイレの洋式化率を2023年度までに100%とすることを目指し、さらに衛生的で快適な学習環境を確保するため、洋式化の際には家庭での普及率が高い温水洗浄便座を設置している。今回、改修対象となった「埼玉県立和光国際高等学校」は、"国際社会で必要とされるグローバルリーダーの育成"を目指し、1987(昭和62)年に公立高校で全国初の国際高校として開校された県立高校。改修を機に、校舎1Fにだれでもトイレを新設し、学校機能の充実化を図っている。

トイレの特長

築30年以上経過したトイレは、生徒が丁寧に清掃を続けてきたが、和式便器を中心とした湿式清掃で、給排水設備の経年劣化やトイレ設備面だけでなく内装材も老朽化が進んでいた。このたびの改修でトイレはすべて洋式便器に変更、床は乾式清掃仕様とし、内装も一新された。また、家庭での普及率が高まっている温水洗浄便座を学校でも使用できるように、生徒用・教職員用トイレ共にウォシュレットを設置。水まわりは極力非接触で利用できるよう、人感センサーの照明器具や自動水栓などを選定。校舎1Fには、車いす使用者やオストメイトなど、さまざまな身体状況の方が利用できるだれでもトイレを新設。教育環境の充実と災害時の避難所機能としての環境や衛生面において、安心して利用できる設備が整えられている。

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