豊島区が推進する劇場都市「Hareza池袋」のエントランスゲートとして先行オープン。多目的ホールのほか、女性にやさしい「トイレ&メイクルーム」、親子のオアシス「パパママ☆すぽっと」など、交流の拠点となっている。

建築概要

所在地 東京都豊島区東池袋1-20-10
施主 豊島区
設計 株式会社伊藤喜三郎建築研究所
施工 <建築>株式会社松尾工務店東京支店
<空調>菱和・ユタカ特定建設工事共同企業体
<衛生>菱機・信和特定建設工事共同企業体
<電気>トーエネック・広和特定建設工事共同企業体
敷地面積 1264.05㎡
建築面積 974.96㎡
延床面積 9073.96㎡
階数 地下3階、地上9階、塔屋1階
構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
竣工年月 2019年9月

特長

建物の特徴

「Hareza池袋」は豊島区新庁舎移転を機に、池袋東口から300mの立地を活かし、複数施設を一体的に開発する、官民連携のビック・プロジェクトである。その一翼を担う「としま区民センター」 は先行して2019(令和元)年11月にオープン。生まれ変わった「としま区民センター」は区民の多彩な自己表現の場や文化創造の拠点となっている。大小の会議室、和室、キッチンルーム、スタジオ、多目的ホール・小ホールの貸出施設を有し、パブリックスペースとして女性にやさしい「トイレ&メイクルーム」、親子のオアシス「パパママ☆すぽっと」、カフェ、インフォメーション、チケットセンターのある施設。また、池袋を訪れる外国人にも配慮したおもてなしや交流の拠点として活用されている。

水まわりの特長

隣接するホールでの公演時にも利用できる設計として、混雑緩和のため、女性用トイレの個室の数は、2、3Fあわせて35室を設置している。パウダーコーナー、フィッティングコーナーを完備したほか、親子が一緒の個室に入れる「おやこトイレ」、パパママ☆すぽっと内には授乳室やおむつ替えスペースなどが設けられている。さらに、安心安全の視点で、トイレの案内や見回りをするトイレコンシェルジュを配置。器具は、維持管理が容易で清掃しやすい壁掛大便器などを採用している。豊島区では、女性や子供が住みやすいまちづくりを推進しており、「日本一きれいなパブリックトイレ」を目指した。

採用商品

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