渋谷駅直上型の複合施設「渋谷マークシティ」。築20年が経過し、渋谷駅周辺で続々と再開発が進む中、テナントに選ばれ続ける施設になるために、CS向上に直結するオフィストイレの改修を実施した。

建築概要

所在地 東京都渋谷区道玄坂1-12-1
施主 株式会社渋谷マークシティ
設計 TOTOアクアエンジ株式会社
施工 <建築>東急リニューアル株式会社
    TOTOアクアエンジ株式会社
<設備>TOTOアクアエンジ株式会社
敷地面積 8,921.18㎡
建築面積 7,839.25㎡
延床面積 92,694.11㎡
階数 地下1階、地上23階
構造 鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)
竣工年月 (改修)2020年3月

特長

改修の経緯

2000(平成12)年4月に「オトナ発信地」をコンセプトにオープンしたホテル・商業施設・オフィスからなる駅直上型の複合施設。イースト棟とウェスト棟の2棟のビルからなり、11Fから23Fまでを占めるオフィスフロアには多数のテナントが入居している。渋谷駅周辺で続々と再開発が進む中、今後もテナントワーカーの満足度を向上し、ビルに愛着をもっていただくことで、テナントに選ばれ続ける施設になるために、社内でプロジェクトを発足。毎日使う場所なので、トイレ改修はCS向上に直結するとの考えから、築20年を迎えるタイミングで一部のフロアのトイレを改修した。

トイレの特長

トイレ改修にあたり、限られたスペースの中で追加すべき機能や設備の優先順位をつけ、既存を残せる部分は残しながら機能向上を目指した。近年、トイレ内での行為の多様化に伴い、男女ともに洗面まわりの混雑や待ち時間が問題となっていたため、洗面器の増設や、洗面ゾーンとスタイリングゾーンの位置を入れ替えて各々の機能を明確にする動線計画の工夫などが図られた。また、着替えをするワーカーの増加にあわせてフィッティングボードを設置したり、オフィスの執務空間にあわせた照明器具の選定、プライバシーに配慮した個別鏡の設置など、ワーカー目線での付加機能の充実を図ることで、時代や環境の変化に柔軟に対応されたトイレ空間となった。

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