「昭和薬科大学」は、1930(昭和5)年に開学した「昭和女子薬学専門学校」を起源とする単科薬科大学。2020(令和2)年には創立90周年を迎えることから、校内のトイレ老朽化に伴う改修工事を順次実施。2019(令和元)年~2021(令和3)年の3ヶ年をかけて講義棟のトイレを改修し、学生が使いやすい機能的なトイレ空間に生まれ変わった。

建築概要

所在地 東京都町田市東玉川学園3-3165
施主 学校法人 昭和薬科大学
設計監修 学校法人 昭和薬科大学 施設課
設計・施工 飛島建設株式会社 首都圏建築支店
竣工年月 (改修)2019年9月(1F)
(改修)2020年12月(4・5F)
(改修)2021年12月(2・3F)

特長

改修の経緯

「昭和薬科大学」は、 1930(昭和5)年に開学した「昭和女子薬学専門学校」を起源とする単科薬科大学。 キャンパスは、 1990(平成2)年に世田谷キャンパスから町田キャンパスに移転。緑豊かな環境の中で、1~6年生が学んでいる。2020(令和2)年に迎える創立90周年へ向けて、校内のトイレ老朽化に伴う改修工事を2018(平成30)年から順次実施しており、2019(令和元)年~2021(令和3)年の間で講義棟の1~5F全フロアを改修。築30年の仕上げの古さや設備の老朽化、空間の暗さなどをすべて一新してイメージアップを図り、理想的なトイレ空間が実現した。利用者からも明るさと清潔感、機能の充実など評価を得ている。

トイレの特長

トイレ空間は用を足すだけの場所ではなく、休憩したり気分転換できる場が求められていると考え、ストレスを感じずに過ごせる設備やしつらえを目指した。講義棟のトイレは白を基調とした清潔感のある内装で、シックな木目調を部分的に使用することで、勉学の場にふさわしい落ち着きのあるトイレ空間を演出している。改修前にあった和式便器をすべて洋式便器に変更し、休憩時間の混雑を考慮して連続洗浄可能なパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式を採用。ウォシュレットのリモコンは、発電式のエコリモコンを選定。また、女子学生の割合が多い大学であるため、女性トイレにはスタイリングコーナーを設けたり、十分な幅の荷物置場を設けるなど、女性が使いやすい機能的なトイレ空間に生まれ変わった。

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