作業方法のご紹介後に各ページの内容のアンケートを設置しております。是非ともご協力ください。
トイレの水が止まらない
修理・調整のPoint
タンク内の水位は正常、レバーハンドルにも問題がないのに、水が止まらない場合は、(ボールタップ)バルブを交換してください。
またご使用のタイプによって、ダイヤフラムを交換してください。
作業の前の確認項目
- トイレ(タンク内)の水が止まらない事象の解決方法です。
- 状況を正しく確認し、確実に作業を行うために、必ずトイレの水道の止水栓(元栓)を確認します。
- タンク内部に水がたくさん流れている場合は水位調節の際にタンクから水があふれる可能性がありますので、作業を始める前に止水栓を閉めましょう。
作業に必要な工具
マイナス
ドライバーモンキー
レンチラジオ
ペンチ
Step1 ご使用のタンクのタイプを確認してください
Step2 タンクのふたを開けます
ふたの開け方は「トイレのしくみ」をごらんください。
Step3 タンク内の水位を確認し、水を抜きます
1.レバーハンドルをまわし、タンク内の水を抜きます。
Step4 水の出る管(ボールタップ)のバルブを取り外します
Step5 水の出る管(ボールタップ)のバルブを交換します
1.ボールタップからピストンバルブを取り出し、新しいものに交換してください。 ピストンバルブは蝶ねじ2本を左に回して外すと取り出せます。
- シートパッキンの上下の向きに注意してください。 (径の大きい方をピストンバルブにはめ込みます。)

-
<THY584の場合>
-
<THY584-1の場合>
①②の順に取る
Step6 バルブを元に戻します
1.交換したバルブを水の出る管(ボールタップ)に下から上へ差し込みます。

2.バルブがちゃんとはまったのを確認してから、蝶ねじ2本をパイプに差し込み、ラジオペンチで右(時計まわり)にまわして締め、水の出る管(ボールタップ)にバルブをはめ込みます。

3.水の出る管(ボールタップ)本体をタンクの内側に取り付けます。
4.水の出る管(ボールタップ)をおさえながら、タンクの外側に袋ナットとツバ付きナットをモンキーレンチで取り付けます。
Step7 止水栓を調節します
1.タンク内の水位を調節します。
タンク内の水位調節方法は「止水栓の閉め方と調節方法」をごらんください。
Step8 タンクのふたを閉めます
レスティカ・CSRシリーズのダイヤフラム交換、デリシア・ロマンシアシリーズ(タンク番号:S810B・S830B・S831B)、ウォシュレット一体形便器(タンクが樹脂製のもの)のバルブ交換については、お買い求め販売店、もしくは工事店、またTOTOメンテナンスへご依頼ください。
作業完了
これで修理・調整のステップは完了です。掲載内容はお役に立ちましたか?
みなさまのお役に立てるよう、ご意見をもとに改善してまいります。このページの掲載内容についてアンケートにご協力ください。
交換する部品
ボールタップのバルブ
- 便器・タンクにより交換する部品の品番が異なります。品番検索画面よりご確認ください。
COM-ET(建築専門家のための情報サイト)にて、知りたい品番を検索することができます。
このような時は修理依頼もしくはお買い替えをお願いします
水漏れしている・いつも製品に水滴がついている
便座の温度の調整ができない(異常に熱い)
便座や陶器に割れ、ひびが入っている