ハイドロテクトは、光触媒を利用し光や水の力で地球も暮らしもきれいにするTOTOの環境浄化技術であり、技術ブランドです。 ハイドロテクトの膜を建材や建物などの材料表面に形成すると「空気浄化」「セルフクリーニング」など暮らしや地球環境に役立つ効果を発揮します。TOTOは、この技術を自社製品に応用するだけでなく、国内外の幅広いメーカーと協業することでさまざまな材料に展開し、地球や暮らしに貢献しています。
太陽や雨など自然エネルギーのみで「空気浄化」や「セルフクリーニング」などの効果を発揮するため、環境負荷やメンテナンス負荷が低い光触媒。ハイドロテクトはその実力を最大限に引き出します。
透明な膜を材料表面に形成するのでさまざまな建築材料などに使えます。
光触媒の特性「分解力」で基材が劣化してしまうのを防ぐ安定した塗膜構造や、光が当たらない場所でも効果を発揮させる組成の工夫など、さまざまな用途で最適にお使い頂ける品質をお届けします。
ハイドロテクト層の安全性については、外部機関による皮膚一次刺激性試験※1、急性経口毒性試験※2、変異原性試験※3でその安全性が確認されています。
※1 試験依頼先/財団法人日本食品センター
試験成績書発行年月日/2009年9月4日 試験成績書発行番号/第309080197-001号
※2 試験依頼先/財団法人日本食品センター
試験成績書発行年月日/2009年9月4日 試験成績書発行番号/N09234
※3 試験依頼先/財団法人日本食品センター
試験成績書発行年月日/2009年9月4日 試験成績書発行番号/H09080
光触媒技術は日本が世界に誇る環境技術です。1993年、TOTOは、当時の東京大学・藤嶋昭先生(東京理科大学第9代学長、東京理科大学栄誉教授、初代東京大学特別栄誉教授、2017年に文化勲章受章)の研究室との共同開発により抗菌作用を持つ「光触媒タイル」の実用化に成功。その後、さまざまな材料の表面に分子レベルでの水膜を形成する(超親水性)技術の開発に世界で初めて成功するなど、環境浄化技術として独自に進化させてきました。
1967年 | 「光触媒による水の光分解反応(本多-藤嶋効果)」発見 |
1972年 | 「光触媒による水の光分解反応」の論文がNature誌に掲載 |
1991年 | 東京大学藤嶋研究室とTOTOが実用化に向けた共同研究を開始 |
1993年 | 「光触媒タイル」を実用化(世界初) |
1995年 | 「光触媒超親水性」を発見(TOTO・東大) |
1997年 | 「光触媒超親水性」の論文がNature誌に掲載 |
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1998年7月 | 科学技術振興事業団「井上春成賞」 |
2005年6月 | 愛知万博「愛・地球賞」 |
2005年8月 | 第1回ものづくり日本大賞「経済産業大臣賞」 |
2006年5月 | 平成18年度 全国発明表彰「恩賜発明賞」 |
2010年10月 | 第12回グリーン購入大賞「経済産業大臣賞」 |
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