STORYストーリー
世界遺産・宮島に“快適なおもてなしトイレ”を創出し、“日本のきれいなトイレ文化”を世界へ。
観光客の受入環境の充実および満足度の向上をめざしている廿日市(はつかいち)市と、
“日本を世界のショールームに”を合言葉に日本のトイレ文化の世界への発信をめざしているTOTOの「宮島を訪れる観光客にトイレでおもてなしをしたい」
という想いが一致したことでプロジェクトはスタートしました。
2017年3月に締結されたパートナーシップ協定に基づき、宮島の魅力と共に、日本のトイレの魅力、
そしてTOTOの技術力を国内外に広く発信していくという想いを込めて、
「TOTO宮島おもてなしトイレ」と命名しました。
宮島に誰もが使いやすい清潔なトイレ空間を創出し、世界中から訪れる多くの方々に
心地よく観光・滞在していただきたい、快適なトイレ空間での“おもてなし”を、ぜひご体験ください。
2017年3月22日、「宮島おもてなしトイレ」整備に関する協定書に調印しプロジェクトが開始。
2017年3月撮影設計は広島県を中心に多くの建築実績を持つあい設計が担当。最初に関係者によるアイデア出し合い、コンセプトを共有。
2017年10月撮影自治体とメーカーのトイレに対する取り組みに対しメディアも着目。TV局の取材が入ったことも。
2018年4月撮影建設地の大杓子展示施設を建物老朽化のため建替え、大杓子は移設されることになった。
2018年6月撮影工事には広島県で創業100年を超える増岡組が取り組んだ。宮島という地域の特性上、観光客への配慮など、さまざまな条件下のもと実施。
2019年2月撮影現場定例会では関係者全員で意見を出し合い、直面した課題を一つずつ確認し解決した。
2019年3月撮影光触媒技術を用いた壁材ハイドロソリッドの搬入。大型陶板独自の意匠性はトイレ空間の印象を際立たせた。
2019年5月撮影竣工直前の正面入り口の様子。建替前の面影を残しつつ、新たに生まれ変わった。
2019年7月撮影2019年8月1日、100人近い関係者がセレモニーに参加。テープカットが盛大に行われオープンの日を迎えた。
2019年8月撮影