2024年12月18日
#トイレプロモーション
#みんなのリフォームを見たい
#わたしの理想の空間を見つける
水まわりを考えるとき参考になるのが実際のお住まいの実例です。主役の商品選びやコーディネートなどがお悩み解決のヒントに!そこで、HOME UP制作チームがTOTO商品を上手に取り入れた水まわりを訪ね、取材してきました。今回はウォシュレット一体形便器「ネオレストAS」を中心にご紹介します。
東京部 | Jさん Tさん | 2人家族(50代 40代)、犬2頭
マンション | リフォーム | ウォシュレット一体形便器「ネオレストAS」 システムバスルーム「シンラ」 洗面化粧台「エスクア」
JさんとTさんは、築23年のマンションにお住まいの男性同士のカップルです。15年前に購入して暮らし始めた当初から、サニタリー空間のリフォームを考えていたといいます。「前に住んでいた方がカントリースタイルにされていたのですが、私たちはモダンなインテリアが好き。住みながらまずはリビングなどの家具を徐々に整え、サニタリー周辺のリフォームのタイミングを見計らっていました」とJさん。
Tさんはブランド品などを扱う会社の経営に携わり、Jさんはその会社でIT関連の業務に就いていることもあり、人一倍、“美”には敏感。適所にアートを飾って自然と視線が向かう場所(フォーカルポイント)をつくったり、室内を均一に照らすシーリングライトをペンダントライトに変更して夜間の陰影を楽しんだり。一方で、2頭の愛犬が足を滑らせないように大理石の床にタイルカーペットを敷くなど実用面もにらみながら、細やかに自分たちの手で好みの生活空間をつくり上げていきました。
ターニングポイントとなったのは、Jさんのがん罹患とコロナ禍。「幸い無事に回復しましたが、この経験もあって“やりたいことはやれるうちに”と、リフォームを決めました。ほぼ同時期のコロナ禍を通じ、わが家での暮らしの大切さを実感していたことも後押しに」(Jさん)。
リフォームの対象となったのは、浴室、洗面所、トイレです。壁で細かく仕切られていて、それぞれが閉鎖的な空間になっていました。トイレに行くには洗面所を通らねばならないつくりの上、ドアがあるのでとても窮屈でした。照明も薄暗く、常々閉塞感を感じていたそう。
「私たちは仕事や旅行で海外のホテルによく泊まります。これまでにホテルで体験したようなイメージの、美しく開放的なサニタリー空間にしたいと思いました」とJさん。
依頼先は、地域で施工実績の豊富なリフォーム会社、リビングサプライ※。Jさんと担当者は二人三脚でプランを検討していきました。
リフォームのポイントは、トイレの壁とドアを撤去して洗面所とつなげワンルームにしたこと。以前と比べ、広々と開放的なサニタリーに生まれ変わりました。既存のトイレそばの窓から、空間全体に光が行き渡っています。
新たな洗面所とトイレの間は、腰壁と黒のフレームの仕切り窓を組み合わせて緩やかに仕切り、光や視界を遮ることなく、さりげなくゾーニング。トイレの吊り戸棚や洗面台の鏡の下には間接照明を設置して、明るい雰囲気をつくり出しています。
トイレが壁とドアで仕切られ、小さく閉鎖的な空間に。間仕切りが多いため、光も行き渡らず、薄暗い状態でした。
トイレの壁とドアを撤去してオープンに。トイレと洗面所が一体化し、広がりのある空間になりました。
サニタリーの刷新にあたって、トイレや洗面化粧台などは当初からTOTO製を考えていたそう。「水まわり商品のメーカーとして、信頼できますね。デザインも機能もすぐれていると思います」(Jさん)。
自らTOTOのショールームに足を運んで、目にとまったのがウォシュレット一体形便器「ネオレストAS」。「直線を基調としたフォルムがきれいですね。わが家のトイレのインテリアに合うシャープなデザインだと思いました。あと、「きれい除菌水」など汚れが付きにくい機能がいいですよね。凹凸が少ない形状で掃除がしやすいですし。愛犬のトイレの始末などもあるので、手間をかけずに清潔さを保てるのはありがたい限りです。こうした基本性能がしっかりしているのは、TOTOさんならではですね」(Jさん)。
洗面化粧台には、「エスクア」を選択。デザイン性と機能性の両面から上質な空間を目指すシステムドレッサーです。「このシンプルで美しいカウンターがひとめで気に入りました」とJさん。すりガラスのように光を取り込み、空間を魅力的に演出するクリスタルカウンターが採用の決め手になったといいます。
また、浴室にはシステムバスルーム「シンラ」が選ばれました。「人工大理石の浴槽の質感がいいですね。肌が触れたときにとてもやさしくて、上質さを実感できます」(Jさん)。
色柄のバリエーションに富んだ建材を複数使いながらも、素材感や照明の色みをそろえることで、調和の取れた空間に。Jさんの卓越したセンスとアイディアを、リビングサプライの技術力が巧みにリフォーム空間に落とし込んでいます。
心地よい美しさを感じさせるJさんとTさんのお住まい。そのコーディネートの秘訣についてJさんは、意外にも「あまり徹底しすぎないこと」と語ります。
「私たちは基本的にモダンなインテリアが好きですが、あまりにもストイックでは楽しくないし、毎日の居場所ですから疲れてしまう。人が住んでいる、とちゃんと実感できるような、自分たちの暮らしがそのまま美しく感じられるような、そんなイメージで部屋を整えたいと考えています」。
そのような意味でも、使用頻度の高い水まわりはおふたりにとって重要なポイント。「狭くて退屈な空間はやめよう」、そんな思いがあり、サニタリー全体は床に大理石柄のフロアパネル、壁には四角形をモチーフにした幾何学模様の光沢のあるクロス、トイレの背面には北欧風の柄のアクセントクロスをあしらいました。3種類の異なるテイストの内装材に、ネオレストASのすっきりとしたデザインが際立ちます。
「リフォームしたおかげで、サニタリーはわが家でいちばん居心地のいい場所になりました。毎日使うところですから、暮らしの質が大きく向上したように感じますね」(Jさん)。
インテリア上級者ならではの、多様な意匠が共存するサニタリー空間。ネオレストASはしっかりと存在感を発揮しながら、インテリアをひとつにまとめる軸として機能していました。
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