2024年6月24日
#浴室プロモーション
水まわりを考えるとき参考になるのが実際のお住まいの実例です。主役の商品選びやコーディネートなどがお悩み解決のヒントに!そこで、HOME UP制作チームがTOTO商品を上手に取り入れた水まわりを訪ね、取材してきました。今回はシステムバスルーム「シンラ」を中心にご紹介します。
東京都 | Oさん | 4人家族(夫40代、妻40代、長女15歳、次女11歳)
戸建て | リフォーム | システムバスルーム「シンラ」
都内でも下町の情緒が残るエリアに暮らすOさんご家族。40代のご夫妻と二人の娘さん、そして2匹の猫、1匹の犬とにぎやかに暮らしています。
以前は近くの賃貸マンションに暮らしていましたが、ご主人のご両親の提案で、中古住宅を購入して二世帯住宅にリフォームすることに。かつて工場兼住宅だった3階建ての建物の2階にOさんご家族、3階にご両親が暮らしています。
2階のリフォーム設計を依頼したのは、娘さんたちが保育園時代からパパ友の建築家の土屋辰之助さん。お嬢さんたちがダンスを習っているつながりで、今も親しくしています。「ご近所にある土屋さんのお住まいへ遊びに行かせてもらったとき、間取りやデザインに心引かれて、リフォームを依頼しました。以前のマンションよりかなり広くなるので、自分たちの希望をかたちにしたいと思って」とご主人。
建物は、敷地に沿ったユニークなL字型。2階フロアだけで約128㎡(約70畳)と、ゆとりある広さです。リフォーム前は壁で細かく区切られていましたが、光と視線が抜ける開放的な住まいに生まれ変わりました。道路に面した東側をリビング&ダイニングキッチンがある共有ゾーン、奥の西側を個室ゾーンと、L字の形を生かして空間をゆるやかに区切っています。
西側の個室ゾーン。左手は長女と次女の部屋で、シーンに応じて開閉できるようカーテンで仕切っています。正面がご夫妻の寝室。収納は壁沿いにまとめて空間を有効活用
バスルームと洗面兼脱衣所は、共有ゾーンと個室ゾーンが直角に交わる角の部分に設けました。この場所だと、共有ゾーンからも個室ゾーンからも直線で行き来できるので、入浴や朝の身支度がスムーズです。
また、洗面兼脱衣所に隣接するように、洗濯からアイロン、収納までワンストップで完了できる家事室とインナーテラスを設けました。これは、建物にはベランダがないため「室内に洗濯物を干すスペースがほしい」という奥様の希望を汲んだもの。インナーテラスは住まいで一番日当たりが良い南西角に配置しているので、洗濯物がよく乾きます。結果、さまざまな家事を効率的にこなせる家事動線が完成しました。
「水まわりや家事室は1日に何度となく使う場所です。広くて明るいと気持ちがいいですし、家事もスムーズにこなせると思います」と土屋さん。
家事室に隣接した、日当たりの良いサンルーム。窓を開けて風を通すこともできます
浴室はシステムバスルームの「シンラ」を選びました。
「複数のメーカーのショールームへ足を運びましたが、なかでもTOTOのショールームに展示されていたシンラのモデルがとても素敵だったんです。そこで浴槽、壁、床、アクセサリー類まで、すべて同じ組み合わせを選びました。TOTOの別商品も検討したのですが、やっぱり最初に見たモデルの感動を越えなくて。決め手はデザインですね。壁の色合いや浴槽にラグジュアリーな表情があってかっこいいんです」(ご主人)
シンラの壁パネルには天然素材を再現した石目調や木目調、クールなコンクリート調やガラス調など、上質な柄が揃っています。白い浴槽もパールのような光沢感があり、洗練された印象です。
実は、希望したバスルームは、当初の予算をオーバーしてしまったそう。悩みましたが「どうしてもこのモデルを入れたい!」と、他の部分で予算を調整して導入を実現したといいます。「やはり、毎日使うお風呂とトイレは良いものを選びたかったんです」とご主人。
ご主人がシンラを選んだ決め手のひとつは、ヘッドレストの下から大流量のお湯が滝のように流れる「肩楽湯」と、腰の周辺をランダムに刺激する「腰楽湯」の機能です。「打たせ湯のような『楽湯』が我が家にあるなんて、憧れますよね。せっかく自分たちの好みに合わせてリフォームするのだから、賃貸マンションではできなかったことをしたい」という、ご主人たっての希望からでした。
「正直、肩こりが消えるなどの分かりやすい変化があるわけではないんです。でも肩のまわりにお湯が当たってじんわり温まるとすごく気持ちいいし、心も満たされるんですよね」(ご主人)
もう一つ、シンラ採用の決め手になったのが選べる照明の光。シンラには気分に合わせて6種類のモードを使い分けられる「調光調色システム」があり、心身をときほぐしてくれます。ご主人は夕暮れのような「リラックスモード1」、奥様と娘さんは朝日のように爽やかな「リフレッシュモード」と、家族それぞれに好みの光を選んでいるそう。思い思いのバスタイムを楽しんでいます。
以前暮らしていたマンションでは、入浴は15分ほどでサッと済ませていたご主人。現在のバスルームになってから、倍の30分はバスタイムを楽しむようになりました。
「一日の終わりのお風呂が豊かな時間になったことが、この住まいでの大きな変化ですね。スマホを持ち込んで、好きな動画を見ながらゆったりお湯に浸かるのが毎日の楽しみ。体が温まってリラックスすると心も自然と癒されて、良い状態で睡眠に入れます」(ご主人)
首を含む体の4カ所を支持するように設計された「ファーストクラス浴槽」が、心地よさとリラックスを促します。「寝転ぶような姿勢に寄り沿ってくれて、とても気持ちがいいですね」(ご主人)
首を預けられる浴槽のヘッドレスト部分もお気に入りだとか。
2人の娘さんも、新しいお風呂になってバスタイムが大好きになったそう。以前の住まいでは季節を問わずシャワー派でしたが、「今では、お湯を張らないと娘たちはお風呂に入らないほどです」と奥様。ダンスを習っている娘さんたちは、毎晩リビングの鏡の前で練習をしてから入浴することが習慣。浴槽に浸かり、1時間はゆっくり過ごすようになりました。
「帰ってきた娘が疲れていたり、落ち込んでいるなと感じた日は、『お風呂が沸いてるから、入っておいで』と声をかけます。出てくるとすっきりした顔になっていて『疲れ、とれた?』と聞くと『とれたよ』と笑顔で答えてくれます」(奥様)
バスルームが広く快適になったことも一因となり、娘さんが家に友だちを連れてくることも増えたといいます。「泊まりに来たお友だちはみんな、『広くてきれいなお風呂、すごくいいね!』と喜んでくれるんです」とご夫妻。新しいバスルームを通じて、嬉しい変化が起こっています。
リフォーム完成から1年近く経つOさんのバスルームですが、清潔感があって今でも真新しい印象。どのようにお手入れしているのか、日々のお掃除についても聞いてみました。
「掃除を念入りにした記憶は、正直ほぼないんです。それにも関わらず清潔に保てるので、助かっていますね。そもそも床も浴槽も汚れがつきにくくて、毎日サッとお湯で流すだけできれいになるし、汚れた部分も少しこすればすぐに落ちますね。以前のマンションのバスルームより広くなりましたが、凹凸が少ないデザインなので掃除の手間は変わりません」(奥様)、「白は汚れが目立つからと避ける人もいると聞きましたが、まったく問題ありませんね」(ご主人)
お風呂掃除で特に大変なのが床。シンラの全タイプに標準装備されている「お掃除ラクラク ほっカラリ床」は表面に親水性を持たせているため、皮脂汚れと床の間に水がもぐり込んで汚れを浮かせます。それゆえ、力を入れてこすらなくても汚れがすぐに落ちるのです。さらに、床表面に刻まれたパターンが床表面の水の排水を促す構造なので、乾きやすい仕様です。「換気扇を回しておけば、一晩でほぼカラッと乾きます」とご夫妻。
お掃除も手間いらずで、毎日のバスタイムが、家族の日々の活力になっています。
また、Oさんはそのほかの水まわり空間でも、TOTO商品を中心に選びました。清潔感があり、デザイン性、機能性の高い空間に仕上がり、日々快適に使いこなしています。
「ネオレストLS」(TOTO)。最新型のモデルで、便座は椅子のようなゆったりとした座り心地を実現しています
取材・文/石井妙子 写真/木村 輝 構成/介川 亜紀 2024年6月24日掲載
※「拝見!ステキ×カイテキ 水まわり実例探訪」の記事内容は、掲載時点での情報です。
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