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TOTOパブリックレポートVol.20_CASE3 関西不動産西本町ビル

運営、設計、管理が一体となり “これからのオフィスビルのスタンダード”を追求

product

関西不動産西本町ビル
[事業主:関電不動産開発株式会社]

大阪メトロ「本町駅」からすぐの好立地にあり、2021年2月に共用部の改修を完了。事業主である関電不動産開発は、1957年の設立以来、60年超の歴史の中で一貫して不動産・関連サービスの提供を通じて、お客さま満足の向上を追求している総合不動産デベロッパー。経営理念に「安心で快適なまちの基盤づくりを通じて、持続可能な未来の実現を目指す」を掲げ、快適な生活空間にこだわった不動産事業を展開している。



1:女子トイレ
2:男子トイレ

1:女性トイレ、2:男性トイレの内装は色分けをせず、明るい色調で統一した。

3:視線カットの役割とトイレサインを兼ねる入口の袖壁も女性トイレ、男性トイレで同じカラーにした。

安心、快適な空間の提供により、入居企業の満足度を向上させる──。共用部のリニューアルで確かな効果を上げているのが大阪府の関電不動産西本町ビルです。利便性の高い閑静なオフィスエリアに建つこのビルを関電不動産開発が2020年に取得。直ちに改修計画を立て、翌年2月には工事を完了させました。
迅速な対応について、同社の中橋拓也さんは次のように説明します。

「働き方が多様化する今、〝オフィスに行く意味〟が求められています。そうしたなかで、『今まで以上に安心、快適だ』という環境をいち早く整えたいと考えていました。特に水まわりは竣工時のままでしたので、改修は必須でした」

設計を担当した乃村工藝社の樋浦智紀さんも、「なかでもトイレは単に用を足すだけでなく、一息ついたり、気持ちを切り替えたりできる数少ない場所。オフィスの快適性にも直結します。そこで今回、自然素材や木目柄で温かみを演出し、誰もが足を運びたくなる空間を目指しました」と話します。

また、ビルのPMである第一ビルディングの白澤剛さんはリーシングの観点でも、トイレ改修は重要と話します。「そのクオリティがビルの弱点にも強みにもなるトイレは、共用部において入居率に大きな影響を与える設備です。今回の計画は隅々まで利用者目線の配慮が行き届き、先進的で、入居企業様にとってもメリットの多い改修でした」

4:洗面カウンター幅を広げてドライエリアを設定し、二人並んでの使用も可能にした。
5:洗面カウンター横には、ポーチを掛けられるフックを新たに設置。
6:女性トイレには、化粧品などを保管できる個人ロッカーも新設した。

抜本的なレイアウト変更で 「動線の改善」を実現

所有者と設計・施工、管理に携わる各社の緊密な連携の下で進められた今回のプロジェクト。具体的な課題としては、まず「動線の改善」がありました。従来1階では、ビルの作業スタッフが用具置き場に行く際、女性トイレの入口の前を通らねばならず、洗面カウンターが見通せる形でした。来客者の利用も多い1階トイレは、おもてなしの観点から入居企業も重要視する場所。 そこで抜本的にレイアウトを変え、動線の改善を図りました。「壁の位置と入口を変更し、空間そのものを拡張しました。男女とも洗面カウンターの幅を広げるようレイアウトを変更し、使い勝手も向上させました」(中橋さん)

7:シンクを使う人とゴミを捨てに来た人の動線が重ならないようレイアウトも工夫している。
8:LGBTに配慮した無彩色のトイレサインは今回改修に合わせてオリジナルでデザインした。

新築に負けない「ビル全体の価値を高める」 改修を実現

改修では「非接触」も重要なテーマでした。自動水栓や自動水石けん供給栓の他、近年はトイレの入口に扉がないオフィスビルも増えています。今回の改修工事でも既存の扉をそのまま残す前提ではなく、当初より扉をなくす案を検討していました。「これまであった扉がなくなれば、音漏れなどを気にする人が出てくることが予測されました」と中橋さん。そこで利用者が本当に望むレイアウトを実現するべく、全入居企業へのアンケートを実施。結果、多くの企業から扉をなくしてほしいという要望があったこと、非接触へのニーズは新型コロナウイルス感染症の流行が収束した後も継続するに違いないと考えたことから、扉の撤去を決定しました。アンケートで存続を要望した入居企業には丁寧に説明し、了承を得ました。

しかし、単純に扉を取り払っただけでは、廊下からトイレの中が見えてしまいます。男性トイレでは、洗面鏡の反射によって小便器まで見えてしまうため、対応が不可欠でした。「目線を遮る袖壁を設置する案で進めましたが、寸法については慎重に検討を重ねました」と樋浦さんは振り返ります。「今までなかった壁ができれば、それは通行の妨げになる。極力邪魔にならず、同時にしっかりと視線をカットするには1㎝単位の調整が必要でした。図面上の検証だけでは不十分だと考え、実物大の模型をつくり、現場でテストを繰り返して理想の寸法を追求しました」

袖壁は、トイレ内と男女それぞれの入口横に設置しています。入口横の袖壁はトイレサインも兼用する設計。創意工夫によって機能性と優れたデザインを両立させています。中橋さんは言います。「今回私たちが目指したのは、〝これからのオフィスビルのスタンダード〟。古くなった器具を新しくするだけでなく、ビル全体の価値を高める工夫をして、入居企業の従業員の皆様にとって安心で快適な、新築にも負けないビルに生まれ変わらせる。メンバー全員がその思いを共有し、意見が分かれたときも、そこに立ち返ることができたのが、プロジェクト成功の最大の要因だと思っています」

改修計画の立案に当たっては、「トイレでは化粧もするので明るい方がいい」「ポーチを掛けるフックがあると便利」など、自社女性社員の実用的な意見も随所で取り入れました。また、給湯室のレイアウト変更も利用者を意識した工夫の一つです。従来、扉で区切った場所に設置していたゴミ箱を給湯室内へ移動させ、非接触化。限られたスペースを有効活用するため、オリジナルサイズのゴミ箱も製作しました。

白澤さんは、「ゴミ箱の設置においても使い勝手をしっかり検討しました。サイズを決めるため、各分別ゴミが毎日どれくらい発生するのかまで調査しました」と話します。「また、入居企業様から特に好評なのが、地下1階のリフレッシュスペースです。喫煙所と隣接していたものを移動させ、空間も大幅に拡大。すでに憩いの場としてなくてはならないものとなっています」

「その決断ができたのは、白澤さんのご意見があったから」と中橋さん。「もともと地下には多機能トイレの他に男性トイレと女性トイレがありましたが、〝倉庫中心のフロアでトイレの利用頻度は低い〟と管理者の視点で後押しいただき、思い切って多機能トイレだけにすることができました」

9:大きく拡張したリフレッシュスペース。入居企業の従業員は自由に使うことができ、事前申請による貸し切りも可能。大型スクリーンも備え、セミナーなどにも利用できる。
10:多機能トイレは器具を更新し、基準階に合わせた内装デザインへの変更も実施した。

誰もが利用しやすいトイレを目指してLGBTにも配慮

抜群のチームワークが支えた今回のプロジェクト。もう一つ、見逃せない特長にLGBT配慮があります。「自認する性別と異なる側のトイレに入ることへの精神的苦痛」を少しでも和らげたい、という思いから男性トイレ、女性トイレの内装を統一し、サインについても無彩色で統一。さらに「MEN」「WOMEN」という表記も行っていません。

「男性は青、女性は赤という固定観念を排除したかった、というのが一番の理由です。今回の対応が決して十分だとは思いませんが、一人でも多くの人が利用しやすいと感じてくれたら嬉しいです」と中橋さんは言います。

働く人たちのニーズと時代の変化を真摯に見つめた今回のプロジェクトについて、関わったメンバーは〝皆で議論し、検討を重ねたアイデアは、今後も多くの案件で活用できる〟と自信をもっています。「ただ、ニーズは変わり続けることも全員が理解しています」と中橋さん。

「だから100点満点はありません。私たちの仕事では、〝小さな気づき〟が大きな成果をもたらすことも多いですから、これからも働く人たちや社会の変化を見逃さないよう、さまざまな方面にアンテナを張っていきたいと思います」

関電不動産開発 開発事業本部 ビル部 第一ビルグループ チーフリーダー 中橋拓也さん
乃村工藝社 第三事業本部 近畿事業部 営業2部第2ルーム 樋浦智紀さん
第一ビルディング 関西支店 マネージャー 白澤 剛さん

DATA

名  称関電不動産西本町ビル
所在地大阪市西区阿波座1-3-15
施  主(改修)関電不動産開発株式会社
設  計(改修)株式会社乃村工藝社
施  工(改修)株式会社ノムラプロダクツ
P  M株式会社第一ビルディング
構造・規模鉄骨鉄筋コンクリート造(地上11階・地下1階)延床面積16844.78㎡
竣工年月1988年3月
改修工期2020年12月~2021年2月


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