「平松ビル」は、大阪メトロ御堂筋線 淀屋橋駅至近の賃貸オフィスビル。このたびテナントの入れ替えに際して、7F女性トイレを改修。内装を一新し、残されていた和式便器もすべて洋式便器に変更。洗面コーナーでは電気温水器を備えた自動水栓を採用するなど、快適なトイレ環境へと改善された。
建築概要
所在地 | 大阪府大阪市中央区伏見町4-2-6 |
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施主 | 平松ビル株式会社 |
施工 | <建築>タカセー株式会社 <設備>TOTOメンテナンス株式会社 |
敷地面積 | 334.31㎡ |
建築面積 | 260.00㎡ |
延床面積 | 2,253.80㎡ |
階数 | 地下1階、地上8階 |
構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 |
竣工年月 | (改修)2024年7月 |
特長
改修の経緯
「平松ビル」は、大阪メトロ御堂筋線 淀屋橋駅より徒歩1分というアクセスのよい場所に立地する賃貸オフィスビル。少人数向きの機能的で快適な事務所を提供している。建物は1975(昭和50)年竣工で、地下1階、地上8階建て。トイレに関しては、約20年前に男女1ブースずつ洋式化してからは、改修は実施されていなかった。このたびテナントの入れ替えに際して、テナント従業員から要望があり、7F女性トイレを改修し、内装も一新。使用を敬遠されていた和式便器を洋式便器に変更するとともに、より使いやすく空間レイアウトを工夫している。さらに、洗面コーナーでは、手動水栓から自動水栓に変更し、電気温水器も備えることで、より衛生的に、冬は暖かいお湯で快適に手洗いできるよう配慮されている。
トイレの特長
改修前、使用頻度がほとんどなかった和式便器をなくし、すべて洋式便器に変更。取り替えは、短工期で既存の和風便器から洋風便器に改修できるTOTOオリジナル工法の和洋リモデル工法を用いて実施された。大便器は、フラッシュバルブ式と同様の連続洗浄ができるパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式を採用し、電源不要のエコリモコンを洗浄ボタンに用いることで、以前の洗浄操作のしにくさや、洗浄不良の問題が解消されている。また内装も、タイル床からビニル床シート仕上げに変更したり、ブース材に濃い木目調を用いるなど、居室空間のように快適に使えるトイレ環境へと改善されたことにより、トイレ改修を望んでいた女性従業員より高い評価を受けている。
採用商品
- パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式 CFS498BMKT
- ウォシュレットP TCF589AU
- 棚付二連紙巻器 YH701
- I型手すり T112C6
- ツインデッキカウンター(ボウル一体タイプ) MKWD
- 自動水栓一体形電気温水器 REAH03B11RS125A
- 化粧鏡 YM4560F
- 全身鏡 YMK50K
- フック YKH22
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