新たな価値を創造するエリア「SAGAサンライズパーク」に開設された、新時代のエンターテインメントアリーナ「SAGAアリーナ」。館内には、さまざまな利用者に配慮した水まわりを整備。混雑が予想されるトイレでは1WAY動線を採用するなど、施設共通の設計思想である「マルチ&シンプル」が反映されている。

建築概要

所在地 佐賀県佐賀市日の出町2-1-10
施主 佐賀県
運営 株式会社 SAGAサンシャインフォレスト
設計 梓・石橋・三原設計共同企業体
施工 <建築>戸田・松尾・中野・上滝建設共同企業体
<電気>日本電設・佐電工・有明電設建設共同企業体
<機械>高砂・栄城・松尾特定建設工事共同企業体
<情報通信>九電工・佐電工・戸上電機建設共同企業体
<都市ガス>佐賀ガス株式会社
敷地面積 約164,600㎡
建築面積 約16,600㎡
延床面積 約29,800㎡
階数 地上4階
構造 鉄骨造
竣工年月 2023年1月

特長

施設の特徴

SAGA2024(国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会)を大きな通過点に、その先の佐賀の未来を見据えて整備を進めてきた「SAGAサンライズパーク」が、2023(令和5)年5月にグランドオープン。施設内には、国際的な大会も開催できる「SAGAスタジアム(陸上競技場)」、アスリートから子どもまでだれもが水泳を楽しめる「SAGAアクア(水泳場)」など、世界基準のスポーツ施設に、新時代のエンターテインメントアリーナ「SAGAアリーナ」、ウッドデッキのオープンテラスにカフェやショップが並ぶ「パークテラス」、3コースのランニングが楽しめる「ランニングループ」などが加わり、イベントの日だけでなく日常からスポーツや食事、ショッピングを楽しめる心地よい空間に生まれ変わった。

水まわりの特長

「SAGAアリーナ」では、館内の1F~4F、屋外のトイレまで、さまざまな利用者に配慮した水まわりを用意。車いす使用者やオストメイトなどに配慮したみんなのトイレのほか、男女トイレ内にも便器の両側に手すりを設置したひろびろブースや、幼児用小便器や大便器などを備えたこども用トイレを完備。トイレは各階に複数個所に配置され、混雑が予想される場所では、入る人と出る人の動線が交差しない1WAY(一方通行)のレイアウトでスムーズな利用ができるように配慮。女性客の比率によっては、男性トイレを女性トイレとして利用できる工夫で柔軟な運営を可能としている。施設共通の設計思想である「マルチ(多目的な利用ができる)&シンプル(使いやすくわかりやすい)」が、水まわりにも反映されている。

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