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「東京タワー」は、開業以来最大規模の全面的な改修工事を実施した。メインデッキは窓枠サッシ・ガラスのすべてを更新し、ワイドビューを実現。新たな時代にも世界が注目する東京のイメージにふさわしい魅力ある施設でありつづけるため、生まれ変わった。
建築概要
所在地 | 東京都港区芝公園4-2-8 |
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施主 | 株式会社TOKYO TOWER |
設計 | 有限会社設計事務所ゴンドラ |
施工 | 株式会社日展 |
敷地面積 | 15,577.14㎡ |
建築面積 | 4,120.34㎡ |
延床面積 | 24,088.21㎡ |
階数 | 地下2階、地上13階 |
構造 | 鉄骨造、一部鉄筋鉄骨コンクリート造 |
竣工年月 | (改修)2019年9月 |
特長
改修の経緯
東京タワーは1958(昭和33)年に竣工。2017(平成29)年から2年に及ぶ全面的な改修工事を実施。2階建て構造のメインデッキは、窓枠サッシ・ガラスのすべてを更新し、ワイドビューが実現。足元の鉄柵も取り外し、ガラスに近づいて迫力ある眺望を楽しめる。さらに内装壁面は、ダーク調の色彩に、高級感のあるガラス素材を用いて、内壁面にも東京の風景が映り込む演出が加わった。エレベーターの更新や動線のバリアフリー化などの環境整備により、安全性と快適性が向上。開業以来60年、新たな時代にも世界が注目する東京のイメージにふさわしい魅力ある施設でありつづけるため、生まれ変わった。
トイレの特長
東京タワーを訪れるさまざまなお客様の使いやすさを考えて、トイレはユニバーサルデザインに配慮。以前、殺風景だった内装はアミューズメント施設のトイレとして、ラグジュアリーなデザインに刷新。東京タワーの"レッド"で非日常の時を過ごしてもらいたいと考えた。メインデッキ1Fは、既存の男女トイレのスペースをすべて男性トイレとし、女性トイレのスペースを新たに創出。メインデッキ2Fは、元々トイレがなかったが、柱内の狭小スペースに多機能トイレを新設した。展望台の限られた空間を有効活用したことにより、メインデッキのトイレの面積は全体で2倍以上拡大したが、配管はすべて既設配管につながるように工夫されている。
採用商品
- パブリック向けウォシュレット一体形便器 CES959S特
- パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式 CFS497BP
- ウォシュレットアプリコットP TCF5820
- スペア付紙巻器 YH150R/LS
- 棚付二連紙巻器 YH701
- 自動洗浄小便器 UFS900
- ハイドロセラ・フロアPU AB680B
- 自動洗面器オートボウル TYL100
- 壁掛洗面器 L270CM
- 埋込手洗器 L570
- コンパクトオストメイトパック UAS81L
- ベビーチェア YKA15R
- ベビーシート YKA25R
- フィッティングボード YKA41
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