道の駅「うれしの まるく」は、嬉野温泉駅に隣接。国道34号線に面してオープンした、地域観光の窓口を担うゲートウェイ型の道の駅である。情報休憩施設内には、多機能トイレ、男女共用だれでもトイレ、さらに男女トイレ内にひろびろブースを設置して機能分散を図り、利用者がトイレを選択できるように配慮。また、風通しのよい空間や人とのすれ違いを少なくする回遊型の動線など、安心・安全に利用できるトイレとなった。

建築概要

所在地 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿甲4370-2
施主 国土交通省 九州地方整備局 佐賀国道事務所
設計 株式会社徳岡設計
施工 株式会社竹澤建設
敷地面積 3426.41㎡
建築面積 405.79㎡
延床面積 350.46㎡
階数 地上1階
構造 鉄骨造
竣工年月 2022年6月

特長

建物の特徴

道の駅「うれしの まるく」は、2022年(令和4年)9月に西九州新幹線嬉野温泉駅の西口、国道34号線に面してオープン。佐賀県内の道の駅としては10ヶ所目となる。「うれしの まるく」は、地域観光の窓口などを担うゲートウェイ型の道の駅であり、地域や近隣市町を観光してもらうための玄関口としてまちづくりを推進。観光情報やイベント情報、嬉野市をはじめとした周辺地域の特産品を紹介、さまざまな多言語サービスを活用し、海外からのお客様にも対応している。敷地内には、嬉野周辺の観光情報やイベント情報を発信する観光交流施設や手湯足湯などの施設を整備されている。また、防災拠点としての役割も担い、災害発生時の非常電源設備や備蓄倉庫なども整備されている。

トイレの特長

さまざまな利用者を考慮し、車いす使用者やオストメイト、大型ベッド使用者などに配慮した多機能トイレと乳幼児連れや性的マイノリティに配慮した、だれでもトイレを設置。さらに男女トイレには、オストメイト配慮のブースやベビーカーごと入れるひろびろブースなどをそれぞれに設置し、機能分散を図っている。また、男女トイレでは、感染対策のために人とのすれ違いを少なくする回遊型のレイアウトを採用。さらにトイレ内の空気循環をよくするため、小便器や大便器ブースの仕切りを天井まで仕切らないなどの配慮をしている。そのほか、施設の入口に手洗いコーナーを設けるなど、「うれしの まるく」を訪れるすべての方が、安心・安全に利用できる細やかな配慮がなされている。

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