茨城県水戸市に位置する「緑岡高等学校」は、全日制男女共学の県立高等学校。茨城県教育庁が進める県立学校のトイレ整備計画に則り、大便器を洋式化し、温水洗浄便座を設置。さらに、バリアフリートイレを、校舎と体育館の両方に整備するなど、生活様式の変化や社会のニーズに応える、充実したトイレ環境が実現した。

建築概要

所在地 茨城県水戸市笠原町1284
施主 茨城県
設計 株式会社池田設備設計事務所
階数 地上4階(校舎)、地上2階(体育館)
構造 鉄筋コンクリート造(校舎・体育館)
竣工年月 (改修)2022年3月

特長

改修の経緯

茨城県水戸市に位置する「緑岡高等学校」は、"文武不岐の伝統精神のもとに教育活動を推進し、高い知性とたくましい心を持ち、社会に貢献する人材を育成する"が教育目標。普通科・理数科を置くスーパーサイエンスハイスクールの指定を受けた全日制男女共学の県立高等学校。茨城県では、生活様式の変化への対応と防災機能強化の観点から、平成30年度より、県立学校のトイレの洋式化とバリアフリートイレの整備を5ヶ年計画で開始。同校では、生活様式の変化への対応として、洋式便器に温水洗浄便座を設置。さらに、防災機能強化にも対応して、バリアフリートイレを校舎と体育館の両方に整備するなど設備の充実が図られた。

トイレの特長

バリアフリートイレがなかった同校では、体育館の器具倉庫の一部と、校舎女子トイレの2ブース分を改修して新設。性別を問わずにだれもが使いやすい空間として開放している。また、男女別のトイレは、生徒用と職員用との仕様を区別せず、県内の学校トイレの仕様の統一を図り、県の標準仕様であるパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式とウォシュレットPを採用。改修範囲が限られる中、空間が狭いブースにはコーナータイプのタンク式便器を設置、生活様式の変化や社会のニーズに応えるトイレ環境が実現した。

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