日本三大名湯のひとつ岐阜県下呂温泉。下呂市では、観光と交流、情報発信を目的として、「下呂市観光交流センター 湯めぐり館」を開設。トイレは、下呂市産木材と白い壁により、清潔感にあふれたぬくもりある空間を創出。市内観光や街歩きの拠点にふさわしい、だれもが使いやすいトイレが整備されている。

建築概要

所在地 岐阜県下呂市森字アタノ1075-1
施主 下呂市
設計 大日コンサルタント・大建設計 設計共同体
施工 松田建設株式会社
敷地面積 1,389.06㎡
建築面積 328.22㎡
延床面積 239.74㎡
階数 地上1階
構造 木造
竣工年月 2022年4月

特長

建物の特徴

日本三大名湯のひとつとされる岐阜県下呂温泉は、年間約100万人が訪れる観光地である。下呂市では、下呂市観光の中心である下呂温泉街の魅力向上のため、温泉街中心部の遊休地を有効活用。観光と交流、情報発信の拠点として、「下呂市観光交流センター 湯めぐり館」を開設した。施設は観光案内コーナー、地域交流室、トイレなどで構成され、下呂温泉の名を全国に広めた室町時代の僧・万里集九の像や手湯なども設けた。立ち寄りやすい、街歩きの拠点となり、建物の構造材や造作材には下呂市産の檜や杉といった地元材を使用し、ぬくもりのある空間を創出している。また、災害時には観光客の防災拠点としての役割も果たすため、案内機能が継続可能となるよう自家発電機を設置している。

トイレの特長

下呂市産木材とそれを引き立たせる白い壁により、清潔感にあふれた、ぬくもりあるトイレ空間を創出。だれもが使いやすく快適なトイレになるよう男女トイレには、乳幼児連れ配慮として、ベビーカーごとはいれるひろびろブースを設置し、ベビーシートやベビーチェア、フィッティングボードを完備。観光案内コーナーの窓口横には、授乳室も整備されている。また、バリアフリートイレには、大型の収納式多目的シートを設置し、成人のおむつ交換も可能となっている。冬季は、気温が下がるためパネルヒーターを設置。市内観光や街歩きの拠点にふさわしいトイレが整備されている。

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