「亜細亜大学」は、キャンパスアメニティの向上を目的として、順次トイレ改修を実施。衛生面や使い⼼地への配慮、環境配慮などをコンセプトに、このたび7号館A館のトイレ改修が完了。トイレがリフレッシュの場となるような清々しい空間を目指し、さまざまな人が快適に使用できるよう配慮されている。

建築概要

所在地 東京都武蔵野市境5-8
施主 学校法人 亜細亜学園
設計 東急建設株式会社 一級建築士事務所
施工 <建築>東急建設株式会社
<設備>東急建設株式会社
敷地面積 33,709.55㎡
建築面積 2,029.55㎡
延床面積 6,320.13㎡
階数 地下1階、地上4階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2022年3月

特長

改修の経緯

「学校法人亜細亜学園」は、1941(昭和16)年に財団法人興亜協会を前身として設立。建学の精神「自助協力」に基づき、アジアの未来に飛躍する創造的人材の育成を使命とする私立大学。2011(平成23)年より建物の築年数や学生のアメニティの向上などを考慮し、「武蔵野キャンパス再開発」として教室棟や学生食堂の建て替えを順次実施。1号館、5号館、ASIA PLAZAが完成している。一方、建て替え計画に入っていない建物内には、和式便器の残る老朽化したトイレが存在していたため、キャンパスアメニティの向上を目的として2020(令和2)年より順次改修を実施。3号館と7号館B館に続いて、使い⼼地への配慮、感染症対策、環境配慮などをコンセプトに、2022(令和4)年3月に7号館A館のトイレ改修が完了した。

トイレの特長

トイレがリフレッシュの場となるような空間を目指して、改修を実施。内装は明るい木目を基調とし落ち着いたグレーの配色の中に、壁紙やスタイリングコーナーのスツールなどでアクセントをつけた。全般に環境や衛生面に配慮した器具を選定。バリアフリートイレは、車いす使用者、お子様連れ、性的マイノリティなどの使用を想定した設備やサインが採用した。また、男女トイレの大便器は、利用頻度の低かった和式便器をすべて洋式便器に変更し、荷物の多い学生や体格の大きな学生も使いやすいようにブースのサイズを広めに確保。さらに女性トイレのスタイリングコーナーは、お化粧直しをしながら学生同士のコミュニケーションもとれる空間にもなっており、さまざまな人が快適に使用できるよう配慮されている。

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