「岐阜関ケ原古戦場記念館」は、関ケ原古戦場の徳川家康最後の陣地に隣接して建てられた体験型施設。グラウンドビジョンやシアターをはじめ、関ケ原の戦いのすべてがわかる拠点施設の中心的存在となっている。トイレは、多くの観光客が訪れる施設となることから、シンプルでありながらだれもが使いやすく、管理しやすい水まわりを目指した。

建築概要

所在地 岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原894-55
施主 岐阜県
設計 東畑・デザインボックス設計共同体
施工 <建築>TSUCHIYA・大橋・藤塚特定建設工事共同企業体
<設備>ユニオン・松井特定建設工事共同企業体
敷地面積 4,752㎡
建築面積 1,896㎡
延床面積 4,879㎡
階数 地上5階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 2020年7月

特長

建物の特徴

「岐阜関ケ原古戦場記念館」は、関ケ原古戦場の徳川家康最後の陣地に隣接して建てられた体験型施設。歴史、観光、文化財保存の専門家や歴史ファンなどで構成する懇談会での議論を経て、関ケ原の戦いのすべてがわかる拠点施設として、2020(令和2)年10月21日にオープン。当施設がその中心的存在となっている。館内は、1Fにあるグラウンドビジョンやシアターで、関ケ原の戦いがどのように展開したのかを体験できる。また、2F展示室では、関ヶ原合戦図屏風など関連する実物資料などを展示。さらに、最上階には、360度の全面ガラス張りで関ケ原を一望ができる展望室があり、戦いに加わった武将たちの思いをさまざまな形で感じることができる。

トイレの特長

多くの観光客が訪れる施設となることから、シンプルでありながらだれもが使いやすく、管理しやすい水まわりを目指した。タイルは岐阜県を象徴する清流、木々の緑をイメージした色を各階で使い分けている。大便器・小便器は、床の清掃性がよい壁掛式の器具を設置。さらに、ウォシュレットのリモコンには、シンプルなボタン配置で使い方がわかりやすいエコリモコンを採用している。また、女性トイレには身だしなみを整えることができるスタイリングコーナーを設置。隣人の視線が気にならないように、仕切りを設けるなど細やかな配慮がされている。多機能トイレは、さまざまな身体状況の方に配慮し、コンパクトオストメイトパックや、着替えなどができる収納式多目的シートを設置している。

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