福岡ドームは、その愛称を2020(令和2)年から「福岡PayPayドーム」へ改称。同時に「世界一のエンターテインメント企業」を目指す福岡ソフトバンクホークス株式会社は、その重要な鍵となるオフィス環境整備を開始。トイレはプライバシー対策に加え、ナチュラルな素材・適切な照明器具等の採用によるくつろぎ感の創出を企画。ワーカー目線での機能向上を図り、優秀な人材確保、生産性向上につながる空間を実現している。

建築概要

所在地 福岡市中央区地行浜2-2-2
施主 福岡ソフトバンクホークス株式会社
設計・施工 <建築>株式会社竹中工務店
階数 地上7階
構造 鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
竣工年月 (改修)2020年4月

特長

改修の経緯

福岡ソフトバンクホークス株式会社は、2018(平成30)年創設80周年、翌2019(平成31)年は福岡移転30周年という記念すべき節目に際し、球場を全面リニューアル。また、2020(令和2)年には、次世代型の複合エンターテインメントを体感できる新施設「BOSS E・ZO FUKUOKA(ボス イーゾ フクオカ)」をオープンするなど、球団創設100周年となる20年後、さらにその先と「地域に根ざした企業として福岡市の魅力アップへ貢献するために、世界一のエンターテインメント企業」を目指している。そしてさらに持続成長し続けるために、その重要な鍵となるオフィス環境整備として、PayPayドーム内オフィストイレ改修を実施した。

トイレの特長

トイレは、バランスのとれたナチュラルな素材・照明の採用によりくつろぎ感を創出。働く人のニーズを取り入れ、衛生・快適・健康を連動させたニューノーマルな空間を実現した。歯みがき行為を用足し空間でするのに抵抗があるという声を受け、歯みがきコーナーを新設。さらに衛生性配慮として、洗面器の間にハンドドライヤーを設置。また、女性特有の体調不良時に安心して利用できるよう、セルフケアブースを1ヶ所設置。フィッテイングボードや椅子を用意し、トイレ内で健康をサポートするという新しい視点を生かした。そのほか、プライバシー配慮として各コーナーごとに間仕切りを設置するなど、ワーカー目線での機能向上を図り、優秀な人材確保、生産性向上につながるトイレ空間となっている。

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