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- 兜町第1平和ビル
平和不動産株式会社が保有する「兜町第1平和ビル」は、築39年の中規模オフィスビル。改修によってビルのバリューアップを図ってきたが、このたびトイレを全面リニューアル。モダンな内装に一新、衛生性への配慮や女性目線を取り入れ、時代にあわせた改修が実現した。
建築概要
所在地 | 東京都中央区日本橋兜町5-1 |
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施主 | 平和不動産株式会社 |
設計 | 須賀工業株式会社 |
施工 | 須賀工業株式会社 |
延床面積 | 13,842.75㎡ |
階数 | 地下3階、地上8階 |
構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 |
改修期間 | 2021年10月~2022年5月 |
特長
改修の経緯
「平和不動産株式会社」は、証券取引所の建物を保有・賃貸する会社として1947(昭和22)年に設立、現在も東京はじめとする大阪、名古屋、福岡の各証券取引所の建物を保有する総合不動産会社。「兜町第1平和ビル」は、同社が保有するオフィスビルのひとつで、東京証券所に隣接した築39年の中規模オフィスビル。改修によってビルのバリューアップを図ってきたが、トイレに関しては、水栓の自動化や温水洗浄便座の交換などの整備のみで、入居企業から「トイレを新しくして欲しい」と改善を求める声があがっていた。今回、配管が老朽化し大規模修繕が必要になったため、配管修繕の機会にあわせてトイレを全面リニューアルした。
トイレの特長
「トイレを整備することはテナントリーシングにおける競争力を高めるだけでなく、既存の入居企業の満足度向上にもつながる」との考えより、改修を実施。7Fでは、竣工時に入居していた証券会社で男性従業員の構成比が高かったために広めに設計されていた男性トイレと女性トイレを入れ替え、余裕ができたスペースにスタイリングコーナーを設置。基準階でも小規模なスタイリングコーナーを設置し、女性トイレの混雑緩和を図っている。また内装は、竣工当時のトレンドを反映した大理石調から、現代的な白と木目調を基調とした明るくモダンな空間に一新。さらに、近年の衛生性への関心の高まりを受けて、センサー式の大便器洗浄スイッチや自動水栓、自動水石けん供給栓を採用、非接触な洗浄や手洗いに配慮している。
採用商品
- パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式 CFS498BM
- ウォシュレットPS(擬音装置「音姫」付きエコリモコン) TCF5534AE
- 棚付二連紙巻器 YH702
- 自動洗浄小便器 UFS900WR
- ハイドロセラ・フロアPU AB680E
- ツインデッキカウンター(陶器タイプ) MLWE
- 洗面器 L505
- 壁付自動水栓 TENA126A
- 自動水石けん供給栓 TLK06001J
- 電気温水器 REW06A1BH
- フック YKH20R
- チャームボックス YKB102
- コンパクト・バリアフリートイレパック UADA*02L1A2BNN2WA
- LED照明付鏡(間接照明タイプ) EL80015
- 化粧鏡 YMK52K
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