「天神ビジネスセンター」は、福岡市の再開発推進事業「天神ビッグバン」の規制緩和第1号案件として福岡の中心部天神に竣工されたオフィスビル。「換気・除菌・非接触」をキーワードに最先端の感染症対策を実施。トイレ空間においても、徹底した「非接触ブース」を設けるなど快適性とともに、随所に差別化が図られている。

建築概要

所在地 福岡県福岡市中央区天神1-10-20
施主 福岡地所株式会社
基本設計 株式会社日本設計
実施設計 前田建設株式会社
施工 前田建設株式会社
敷地面積 3,917.18㎡
建築面積 3,234.55㎡
延床面積 61,100.34㎡
階数 地上19階、地下2階、塔屋2階
構造 鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、 一部コンクリート充填鋼管構造
竣工年月 2021年9月

特長

建物の特徴

「天神ビジネスセンター」は、福岡のアジア拠点都市としての役割・機能を高め、新たな空間と雇用を創出することを目指した福岡市の再開発推進事業「天神ビッグバン」による規制緩和1号案件として2021(令和3)年9月に竣工した。福岡の中心部、福岡市営地下鉄空港線天神駅に直結する利便性と大規模免振構造や国内屈指のBCP性能を有し、最先端の感染症対策を施した、新しい天神のランドマークともなるオフィスビルである。通りに面する角のファサードを切り崩すようにデザインされ、空に向かって斜めにのびるガラス張りの外観が特徴で、建築デザインは福岡県出身で世界的建築家の重松象平氏、インテリアデザインはフランス出身で日本を拠点に世界各国で活躍するグエナエル・ニコラ氏が担当した。

トイレの特長

「換気・除菌・非接触」をキーワードに最先端の感染症対策を実施。トイレ空間においても、新しい生活様式を取り入れ、換気・除菌、飛沫防止対策をはじめ、非接触で使用できる自動水栓や自動水石けん供給栓、センサー式の便器洗浄リモコンを採用。さらに一部のブースは、ドア、洗浄ボタン、便ふたの開閉を非接触で操作できる、徹底した「非接触ブース」とした。また、バリアフリートイレを設置したり、性的マイノリティに配慮して男性トイレに音姫(トイレ用擬音装置)を設置するなど、多様化するオフィスワーカーへの配慮も充実。「選ばれるオフィス」として差別化を図っている。

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