前回、2010年10月に開業した羽田空港国際線旅客ターミナルの水まわりを紹介したが、今回は、その国際線と同時期にオープンした国内線第2旅客ターミナルビルに焦点をあてた。
増築されたビルは出発・到着ロビーが従来の約2倍の広さになっただけでなく、260脚以上の世界の名作椅子が並ぶ2階出発ロビーに面したオープンテラスで世界の料理が楽しめるレストラン街、美術館、展望デッキなどが新たに併設された。当然ながら、こちらのトイレ空間も見逃せない。
ターミナルビルを計画・運営する日本空港ビルデング施設計画部の青木正高さんにご案内いただき、設計を担当した松田平田設計の佐藤範昭さんにもお話をうかがった。