自信を育てて

 今、社員の営業志望が強い。売り上げが形になり、達成感が強いから。「口コミ、紹介が多く、健康住宅への顧客の信頼感、知名度が上がってきている」ことを社員が実感している。よりいっそう、自社の商品に対する絶対的な自信が育ってきている。確かにそれがある限り会社は伸びるだろう。
 健康住宅が独自に開発した「外断熱工法」はますますその精度を高めているらしい。商品力にプラス、スタッフの総合力はこの会社の未来をさらなる発展へと導いている。
 畑中さんが重視し大切にしていることはコミュニケーション。年に1回、社員一人ひとりと話し合う。「モチベーションを高めることが大事だ」という基本姿勢がある。その背景にあるのは、プランから始まって引き渡し前の最終チェックの立ちあいまで、「コミュニケーションの欠落が一番こわい」ということ。お客さまに対しても、社内でも。とはいえ「これは社員数50人が限界かなとも考えている」。今大事なのは幹部の育成。そこに目が向いている。
 趣味を聞いた。「熱烈な福岡ソフトバンクホークスのファン」。強い愛着と情熱がある。子ども時代、父上に連れられて行った西鉄ライオンズの思い出も強烈。必死に反発した父上は今、心を許した人。時折元気な声を社員にかけにみえるという。

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