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- 福岡市地下鉄 七隈線 博多駅
福岡市地下鉄七隈線は、博多駅まで延伸し全線開通。これにより各路線との乗り換えもスムーズになった。トイレも、わかりやすいピクトサインの採用、旅行者に配慮した通路スペースの確保、バリアフリートイレやひろびろブースの設置と、高い安全性と使いやすさを実現するユニバーサルデザインが追求されている。
建築概要
所在地 | 福岡県福岡市博多区博多駅中央街 |
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施主 | 福岡市交通局 |
建築設計 | ユニオン設計 株式会社 |
設備設計 | 株式会社 復建エンジニヤリング |
施工 | <建築>大成・森本・三軌建設工事共同体 <給排水設備>株式会社 朝日プラント |
延床面積 | 10,315.00㎡ |
階数 | 地下5階 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
竣工年月 | 2023年3月 |
特長
建物の特徴
2005(平成17)年2月に、橋本駅から天神南駅間で開業した福岡市地下鉄七隈線は、都心部の交通渋滞と地下鉄空港線の混雑を緩和させるため、延伸工事を推進。2023(令和5)年3月に、博多駅まで延伸し全線開通。天神南駅から約3分で博多駅に移動できるようになるとともに、七隈線各駅から博多駅まで乗り換えなしで移動することが可能となりJRなど各路線への乗り換えもスムーズになった。特に地下鉄空港線とは、博多駅の空港線ホームと七隈線ホームをつなぐ動く歩道が設置された「のりかえ通路」により、改札を出ることなく約3分で乗り換えが可能となった。駅には、環境やユニバーサルデザインに配慮された最新のシステムや機器が導入され、内装は都会的なイメージで、シックに仕上がっている。
水まわりの特長
初めて駅を訪れる人にもひと目でわかるように、トイレ入口のピクトサインを大きく表示。また、安全性と使いやすさを追求し、トイレの扉には、目線の高さに文字とピクトグラムを表示しているほか、トイレ内の壁や床の色を器具の白と対比させることで、器具の位置を認識できるようにしている。トイレは旅行者が多く利用することを想定し、空き待ちのスペースはもちろんスーツケースを持ったままでも通りやすいように通路を広く確保。さらにスーツケースごと入れるひろびろブースも設置している。左右勝手違いのバリアフリートイレを2ヶ所設置。それらの機能分散を図るため、男女トイレともにトイレ内にベビーチェアやベビーシートを設置し、お子様連れ配慮を充実。男女問わずに利用できる授乳室も設けている。
採用商品
- 壁掛大便器セット・フラッシュタンク式 UAXC3C系
- ウォシュレットP TCF589AUY
- 棚付二連紙巻器 YH701
- 自動洗浄小便器 UFS900系
- 壁掛ハイバック洗面器 LSA135AC/LSA125AC
- フラットカウンター・バリアフリートイレパック XPDA5LS6211BWW/XPDA5RS6211BWW
- コンパクトオストメイトパック UAS82RDB1NW
- ベビーシート YKA25S/YKA24S
- ベビーチェア YKA15S
- フィッティングボード YKA41R
- パブリック用手すり T112C3/T112CL10
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