「グンゼタウンセンターつかしん」にグランドオープンした、フードホール「にしまちキッチン」。これからの商業施設に求められるお客様のニーズとして、トイレにも多様性配慮は必須と考え、男女別トイレ、バリアフリートイレ、だれでもトイレ、こどもトイレなど、年齢・性別を問わず快適に利用できるよう整備している。

建築概要

所在地 兵庫県尼崎市塚口本町4-8-1
施主 グンゼ開発株式会社
設計 株式会社バウハウス丸栄
施工 株式会社バウハウス丸栄
敷地面積 73,000㎡
建築面積 71,000㎡(商業施設部)
延床面積 187,000㎡
階数 地上8階、地下1階
構造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2022年10月

特長

改修の経緯

「グンゼタウンセンターつかしん」は1985(昭和60)年開業の兵庫県尼崎市にある地域密着型ショッピングセンター。甲子園球場のグラウンド5倍の広大な敷地にスーパーマーケットや170店舗の専門店、大型スポーツクラブなど、さまざまなニーズに応えるショップ・サービスが充実している。今後、激化が予想される周辺マーケットに向け、老朽化が目立っていた敷地西側エリアの「にしまち」を2022(令和4)年4~10月に大規模改修。2022(令和4)年11月には、個性あふれる11の飲食店が集結したフードホール「にしまちキッチン」をグランドオープンさせた。昼も夜も一日中いろいろなメニューを楽しめるダイナーをコンセプトに、それぞれの楽しみ方で"食"の満足度を高められる場となっている。

水まわりの特長

これからの商業施設に求められるお客様のニーズとして、多様性配慮は必須と考え、にしまちキッチンのトイレにも取り入れられている。トイレエリア中央の通路を境とし、左右に男女別トイレと男女共用エリアを設け、男女共用エリアにバリアフリートイレ、だれでもトイレ、こどもトイレ、おむつ替えコーナー、ベビールーム(女性のみ利用可)を設置。バリアフリートイレは1ヶ所に機能をまとめず、男女トイレに乳幼児連れの配慮をもたせるなどトイレ全体でバランスよく分散し、混雑緩和を図っている。だれでもトイレは性的マイノリティや異性介助を伴う利用者など、さまざまなニーズに対応できるよう、広めのスペースを確保。子育て世代の家族から高齢者まで、年齢・性別を問わず利用できるよう整備された。

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