日本財団が実施する、THE TOKYO TOILET(ザ トウキョウ トイレット)は、だれもが快適に使用できる公共トイレを設置するプロジェクト。そのひとつである「笹塚緑道公衆トイレ」は、高架下という敷地の特殊事情から耐候性鋼板パネル構造で建築された建物。

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建築概要

所在地 東京都渋谷区笹塚1-29
施主 日本財団
設計 小林純子/有限会社設計事務所ゴンドラ
設計・施工 大和ハウス工業株式会社
建築面積 51.33㎡
延床面積 51.33㎡
階数 地上1階
構造 鉄骨造
竣工年月 2023年3月

特長

建物の特徴

日本財団が実施する、THE TOKYO TOILET(ザ トウキョウ トイレット)は、だれもが快適に使用できる公共トイレを設置するプロジェクト。そのひとつである「笹塚緑道公衆トイレ」は、京王線笹塚駅に近く高架下に立地。敷地の特殊事情から軽量化が求められ、耐候性鋼板パネル構造で建築された。トイレのコンセプトは「まちあかりのトイレ」。外壁の耐候性鋼板パネルが強度と風合いを保ち、まるで土地に根を張ったような存在感があり、夜にはトイレの屋根に浮かぶ黄色い大庇からの光がまちを照らす。まちの人々を明るく見守ってくれると同時に、うさぎがいる丸窓などが愛らしく、楽しさも感じるトイレで、だれもが愛着をもってこれから永く、まちの大切な場所になってほしいという思いが込められている。

水まわりの特長

高さが異なる円筒形のトイレは、男性トイレ、女性トイレ、バリアフリートイレ、子どもトイレで構成されている。子どもトイレを除く各トイレの大便器は、壁掛大便器セット・フラッシュタンク式を設置。利用者の快適性に配慮し、ウォシュレットアプリコットPを採用している。また男女トイレともに大便器ブースの1ヶ所にべビーチェアとフィッテイングボードを設置。男性トイレの小便器は清掃性に優れた壁掛式の自動洗浄小便器、足元には防汚・防臭効果のあるハイドロセラ・フロアPUを設置。バリアフリートイレは円形の空間を生かしつつ、さまざまな利用者に対応した器具が完備され、オストメイトに必要な器具がパッケージされたコンパクトオストメイトパックを設置している。

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