日本財団が実施するTHE TOKYO TOILET(ザ トウキョウ トイレット)は、誰もが快適に使用できる公共トイレを渋谷区内の17ヶ所に設置するプロジェクト。そのひとつである「七号通り公園トイレ」は、まるで地表から浮かんでいるように見える真っ白な球体のトイレ。

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建築概要

所在地 東京都渋谷区幡ヶ谷2-53-5
施主 日本財団
デザイン 佐藤カズ―
設計・施工 大和ハウス工業株式会社
建築面積 18.11㎡
延床面積 18.11㎡
階数 地上1階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 2021年8月

特長

建物の特徴

日本財団が実施する、THE TOKYO TOILET(ザ トウキョウ トイレット)は、だれもが快適に使用できる公共トイレを設置するプロジェクト。そのひとつである七号通り公園トイレは、京王電鉄京王線幡ヶ谷駅に近く、甲州街道から北へ300mほどの場所に立地。真っ白な球体のトイレは、まるで地表から浮かんでいるように見え、多くの通行人の目を惹く。球体はトイレ室内の空気を常に新鮮にするため、構造的に空気を外部から取り込み、室内で循環させて再び外部へ排出する仕組みとなっている。また非接触トイレとして、UX(ユーザー体験)「Hi Toilet」を導入。ハードとソフト両面の工夫により、これまでにない清潔さを追求したトイレとなっている。

水まわりの特長

トイレは、男性トイレとだれでもトイレで構成されている。男性トイレの小便器は床の清掃性に優れ、節水型のマイクロ波センサー壁掛小便器セットを採用。洗面コーナーには、非接触で手洗いができる自動水石けん供給栓と自動水栓を設置。だれでもトイレには、車いす使用者やオストメイトに配慮した設備を完備している。大便器は壁掛大便器セット・フラッシュタンク式とし、利用者の快適性に配慮してウォシュレットを設置、リモコンはボタンを押すたびに発電する省エネタイプのエコリモコンを採用。また音声認識によるボイスコマンドで、入室から退出までの一連の動作を非接触で行うこともできる。万が一のボイスコマンド不具合発生時でも利用者の器具操作に支障がないように、通常操作ができるよう配慮している。

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