「ニデック株式会社」は、社名を日本電産株式会社からニデック株式会社に変更。京都府向日市に開発している新拠点ニデックパーク内に、初の建物となるC棟が竣工した。水まわりも「All Gender」と表示されたバリアフリートイレや食堂内手洗いコーナー、礼拝室などを整備。さまざまなワーカーが快適に利用できる環境を実現している。

建築概要

所在地 京都府向日市森本町東ノ口1-1
施主 ニデック株式会社
設計監修 <基本構想>株式会社都市居住文化研究所
<CM>株式会社安井建築設計事務所
施工 株式会社熊谷組
敷地面積 32,011.92㎡
建築面積 8,318.51㎡
延床面積 48,571.58㎡
階数 地下1階、地上10階
構造 鉄骨造
竣工年月 2022年7月

特長

建物の特徴

世界No.1の総合モーターメーカーである「ニデック株式会社」は、2023 (令和5)年に創立50周年を迎えるにあたり、社名を日本電産株式会社からニデック株式会社に変更。グループ企業間の連携を一層高めるため、京都府向日市に新拠点としてニデックパークを開発。このたび、パーク初の建物となるC棟が竣工した。C棟には、小型モータ事業本部の機能を移すとともに「ニデックアドバンステクノロジー株式会社」の本社・研究開発機能および「ニデックドライブテクノロジー株式会社」の本社が入居。食堂は、外光を取り入れた明るく開放的な空間に植栽を配し、リフレッシュできる場となっている。さらに、国内のみならず外国人ワーカーにも配慮して礼拝室を設置するなど、多様なワーカーの快適性に配慮している。

水まわりの特長

食堂フロアには、男女トイレとバリアフリートイレ、食堂内手洗いコーナー、お祈りを必要とする方のための礼拝室を配置。トイレの大便器は、高い節水性のもとフラッシュバルブと同様の連続洗浄ができるパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式に、ウォシュレットアプリコットPを採用。混雑時の連続使用や快適性の向上が図られている。バリアフリートイレは、車いす使用者やオストメイトに配慮したコンパクト・バリアフリートイレパックを採用し、サインには「All Gender」と記載して性的マイノリティなどの多様な利用者に配慮している。また礼拝室には、礼拝前のお清めができる広々とした足洗い場を設けるなど、さまざまなワーカーが快適に利用できる水まわりを実現している。

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