「まるくアイズ(観光・交流施設)」は嬉野温泉駅に隣接する、道の駅「うれしのまるく」内にオープンした情報発信施設。嬉野の自然や駅舎と調和する施設に設けられたトイレも、男性・女性トイレとは別に、多機能トイレや授乳室を完備。ゆとりある空間に、すべての方が、安心・安全に利用できる細やかな配慮がなされている。

建築概要

所在地 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿甲4382
施主 嬉野市
設計 JR九州コンサルタンツ株式会社
施工 <建築>株式会社大洋設計
<機械>株式会社宮園電工
<電気>株式会社佐電工
敷地面積 2,655.87㎡
建築面積 610.79㎡
延床面積 483.13㎡
階数 地上1階
構造 鉄骨造
竣工年月 2022年9月

特長

建物の特徴

「まるくアイズ(観光・交流施設)」は、2022(令和4)9月の西九州新幹線武雄温泉駅~長崎駅間の開業にあわせ、嬉野温泉駅西口、道の駅「うれしのまるく」内にオープンした情報発信施設。観光情報やイベント情報、嬉野市をはじめとした周辺地域の特産品を紹介、さまざまな多言語サービスを活用し海外からのお客様にも対応している。外観は、嬉野の自然や駅舎をはじめとする周辺施設と調和する色彩や素材にこだわり、来訪者をおおらかに迎え入れる曲面の屋根形状と内と外をつなぐ大きなガラス面が特徴的。屋内の多目的スペースは、イベントスペースとしての利用も可能で、市民同士や、市民と来訪者との交流を深める場として活用。嬉野のイメージを向上させる、新たなシンボルが生まれた。

トイレの特長

嬉野の自然や温泉地ならではの雰囲気を大切にして、落ち着いた温かみのある色合いでまとめられたトイレ空間。車いす使用者やオストメイト、乳幼児連れなど、さまざまな利用者を考慮して、男女トイレとは別に多機能トイレや授乳室を完備。また、男女トイレの通路や大便器ブースは観光客の大きな荷物に配慮し、ゆとりのスペースを確保。さらに車いす使用者やベビーカー使用の乳幼児連れの方に配慮したひろびろブースを男性・女性トイレそれぞれに設置することで多機能トイレの機能分散を図っている。嬉野ならではの「癒し」を感じることができる場所という施設コンセプトにふさわしく、嬉野温泉駅とその周辺施設を訪れるすべての方が、安心・安全に利用できる細やかな配慮がなされている。

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