日本財団が実施するTHE TOKYO TOILET(ザ トウキョウ トイレット)は、だれもが快適に使用できる公共トイレを渋谷区内の17ヶ所に設置するプロジェクト。そのひとつである「広尾東公園トイレ」は、多くの人の生活と多くの緑に囲まれた公園内で、パブリックアートのように生活の中にありながら、人に常に何かを問いかけてくるような存在のトイレ。

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建築概要

所在地 東京都渋谷区広尾4-2-27
事業主体 日本財団
施主 一般財団法人渋谷区観光協会
デザイン 後 智仁
設計・施工 大和ハウス工業株式会社
建築面積 22.12㎡
延床面積 22.12㎡
階数 地上1階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 2022年7月

特長

建物の特徴

日本財団が実施する、THE TOKYO TOILET(ザ トウキョウ トイレット)は、だれもが快適に使用できる公共トイレを設置するプロジェクト。そのひとつである「広尾東公園トイレ」は、広尾駅にほど近く、多くの人の生活と多くの緑に囲まれた公園内ということもあって、パブリックアートのように生活の中にありながら、人に常に何かを問いかけてくるような存在のトイレ。入口と反対側の壁面には768個のLEDライトが点灯する大きな間接照明パネルが設置され、世界人口と同じ79億通りのライティングパターンが、昼は木漏れ日のように、夜は月明かりや漂う蛍のように変化し続けている。また多様性をテーマに計画された植栽は、決して特別ではないけれどどこか懐かしい、親しみや安心感を与えてくれる。

水まわりの特長

各トイレは、性別ではなく機能別に異なる器具を配置したユニバーサルな仕様で構成。車いす使用者配慮はもちろんのこと、バリアフリートイレ1には、オストメイト対応マルチパック、バリアフリートイレ2には、乳幼児連れに配慮した器具が設置されている。また、すべての衛生器具は、床の清掃性に優れた壁掛式とし、大便器は壁掛大便器セット・フラッシュタンク式を採用。利用者の快適性に配慮して、ウォシュレットアプリコットPを設置している。2ブースともに、大便器に向かいあう位置に、壁掛型の自動洗浄小便器と非接触で手洗いができる自動水栓付きの壁掛洗面器を配置している。

採用商品

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