大阪梅田の都市再編プロジェクトにより誕生した、「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」は、低層階は阪神梅田本店、上層階は最新の設備を備えたオフィスと「梅田サウスホール」を中心としたカンファレンスゾーンで構成される。オフィス基準階のトイレ内装は白を基調に、ビルのコンセプトである「梅田木立」を踏襲。照明効果を活かすなど、心地よい空間を創出している。

建築概要

所在地 大阪市北区梅田1-13-1
事業主 阪神電気鉄道株式会社
阪急電鉄株式会社
阪急阪神不動産株式会社(事業主代行)
基本計画設計 株式会社日本設計
設計・施工 株式会社竹中工務店
設計 UDS株式会社+株式会社ヨシモトアソシエイツ (12F WELLCO) 
敷地面積 約12,200㎡
延床面積 約260,000㎡
階数 地下3階、地上38階
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造(地下)、鉄骨造(地上)
竣工年月 2022年2月

特長

建物の特徴

大阪梅田の中心において、大阪神ビルディングと新阪急ビル間の道路上空を活用して一体的に建て替えた大規模プロジェクト。本プロジェクトで誕生した「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」は、低層階は開放的でオーガニックなファサードの阪神梅田本店、上層階は最新の設備を備えたオフィスと「梅田サウスホール」を中心としたカンファレンスゾーンで構成。また、周辺街区をはじめ、歩道の拡幅、地下道、デッキの改修美装化など3層に渡り、公共空間も整備。都市の中に息づく「梅田木立」というコンセプトのもと、まちと建築を有機的につなぎ、都市空間を豊かに育むプロジェクトが完成した。

トイレの特長

オフィス基準階のトイレは、ビルのコンセプトである「梅田木立」を踏襲し、スリット状の鏡や趣きあるガラスパーティション、間接光を活かした照明計画を用い、無窓のトイレでありながらも奥行き感のある光に包まれ、使う度にワーカーの気分を高める空間となっている。また、12Fには、オフィスワーカー専用のサポートフロア「WELLCO」が設けられており、施設内のダイニングに隣接したトイレは、外光が入り明るい木目が映える心地よい空間に設えている。一方、WELLCOの外に位置するオフィスビルの来訪者も利用ができるトイレは、全体的にダークな木目調で落ち着いた空間とし、それぞれに違った雰囲気でデザインされている。

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