名古屋の中心部、栄。旧東海銀行本店でもあったビルの跡地に建設された「三菱UFJ銀行 名古屋ビル」は、再生可能エネルギー由来の電源を活用した、グループの象徴的なビルとなる。トイレも、機能性や快適性が確保された器具を選定。木とタイルといった自然素材を使用し、温かみのある落ち着いた雰囲気を演出している。

建築概要

所在地 愛知県名古屋市中区栄町3-21-24
施主 株式会社三菱UFJ銀行
設計 N3計画三菱地所設計・日建設計・伊藤建築設計事務所 設計監理共同企業体
施工 大林組・徳倉建設・名工建設・矢作建設工業特定建設工事共同企業体
敷地面積 5,221.47㎡
建築面積 4,405.85㎡
延床面積 48,489.05㎡
階数 地上10階、地下2階
構造 鉄骨造(地上)、鉄骨鉄筋コンクリート造(地下)
竣工年月 2021年7月

特長

建物の特徴

名古屋の中心部、栄。1961(昭和36)年に竣工された旧東海銀行本店の跡地に建設された「三菱UFJ銀行 名古屋ビル」。再生可能エネルギー由来の電源を活用し、カーボンニュートラルを目指す、グループの象徴的なビルとなる。オフィスは、ロッカーを廃止したり、フリーアドレスの座席にするなど、昨今の柔軟な働き方に対応できるように配慮。また、オフィス内の随所に、近県の地元木材を積極的に採用するなど、ワーカーの快適なオフィス環境を実現すべく、温かみのある雰囲気の空間に仕上げられている。グループ企業の中部地方を統括するオフィスフロアとともに、1Fには貨幣・浮世絵ミュージアムや外部テナントを誘致するなど、地域活性化にも貢献していく拠点として位置づけられている。

水まわりの特長

水まわりについては、機能性や利用者の快適性が確保された器具を選定。トイレの内装は、木とタイルといった自然素材を随所に使用。温かみのある落ち着いた雰囲気を演出。大便器ブースの背面や小便器コーナー上部壁面、洗面コーナーの壁面などに用いられた凹凸のあるタイルは、照明の効果により空間に上質な趣きを感じさせる。またバリアフリートイレは、あえてトイレ名称を掲示せず、ピクトサインのみで利用者を表現。どなたでも利用ができるトイレと位置づけ、車いす使用者やオストメイトだけでなく、性的マイノリティを含めた幅広い利用者を想定したトイレとして整備されている。

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