生活空間の基礎を造る土木工事と設備工事を担う「京葉工管株式会社」。千葉県千葉市にある本社は築44年を迎え、外壁や事務室の改修計画に伴い、トイレの改修も実施。TOTOテクニカルセンターによる図面提案が行われ、快適性・衛生性を向上させた使いやすいトイレになるように計画段階から検討・検証が重ねられた。

建築概要

所在地 千葉県千葉市美浜区新港139-2
施主 京葉工管株式会社
設計 京葉工管株式会社
施工 <建築>京葉工管株式会社
<設備>京葉工管株式会社
敷地面積 969.6㎡
建築面積 383.6㎡
延床面積 1,939.0㎡
階数 地上5階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2020年12月

特長

改修の経緯

「京葉工管株式会社」は、1962(昭和37)年創業。千葉県に本社を構え、生活空間の基礎を造る土木工事と設備工事を担う。千葉市にある本社は築44年を迎え、外壁や事務室の改修計画に伴い、トイレの改修も実施。この改修に際しては、TOTOテクニカルセンターによる図面提案が行われ、快適に使えるトイレを目指して計画段階から検討・検証が重ねられた。器具の自動化と快適性の向上を主な目的とし、適切な器具選定やさまざまな配慮が行われた。トイレ内の工事では、設備だけではなく、利用者配慮として空調や照明の工事もあわせて実施。改修したことで、従業員からはストレスのない空間になったと好評で、オフィストイレとして満足度の向上につながっている。

トイレの特長

衛生面に配慮し、器具はできるだけ非接触の商品を採用。改修前は水栓金具が手動タイプだったため、水栓・水石けんともにすべて自動化にした。当初トイレ入口をドアレスにすることも考えられたが、視線配慮の観点から、ドアノブをつけず肘などで開閉できるタイプを採用、あわせてとびら中央部をすりガラス仕様とする工夫で、安全性、衛生面に配慮している。女性トイレでは改修以前にはなかったスタイリングコーナー、歯みがきコーナーと着替え用のフィッティングボードを新たに設置するなどの配慮を充実。また、3Fはお客様が利用する応接室があるため、大便器にネオレストNXを採用して、来客者に対しておもてなし感を演出している。

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