東日本旅客鉄道株式会社の旧新潟支社ビルは、築約60年を経過、老朽化から建て替えを実施。新社屋では、JR東日本グループ経営ビジョン「変革2027」にふさわしい、フレキシブルなワークスタイルが構築されている。トイレも気持ちの切り替えやリラックスができる心地よい内装計画とするなど、充実した空間が創出されている。

建築概要

所在地 新潟県新潟市中央区1-1-5
施主 東日本旅客鉄道株式会社 新潟支社
設計 株式会社JR東日本建築設計
施工 <建築>第一建設工業株式会社
<設備>株式会社西原衛生工業所
敷地面積 3,290.26㎡
建築面積 1,606.38㎡
延床面積 11,157.33㎡
階数 地上8階
構造 鉄骨造
竣工年月 2020年12月

特長

改修の経緯

東日本旅客鉄道株式会社の旧新潟支社ビルは経年約60年と老朽化が進み、連続立体交差事業および駅前広場整備事業への影響から、旧支社ビルから400m西側の当社用地にて建て替えを行った。 新社屋では、JR東日本グループ経営ビジョン「変革2027」にふさわしいフレキシブルなワークスタイルを構築。フレキシブルスペース・コミュニティスペース・組織横断スペースとエリア分けし、その日の業務内容に応じて座席を選択するスタイルを採用。社内コミュニケーションの活性化を図る、系統間のコラボレーションにより新しい価値を提案する、街や地域との交流を深め共生することをコンセプトに、時代の変化に柔軟に対応する新しい「結び拓く」ワークプレイスを実現している。

水まわりの特長

執務中に使用される基準階トイレ空間は、気持ちの切り替えやリラックスができるよう、女性トイレは淡い木目調、男性トイレは濃い木目調をアクセントとした心地よい内装とした。洗面コーナーは、意匠性に優れたベッセルタイプの洗面器を採用し、間接照明や個性的な面材を空間のアクセントとして配置。洗面コーナーの水栓金具は、非接触化を図るため、基本としてノンタッチで水の出し止めができる自動水栓を設置。さらに、歯みがきやうがいのニーズに応え、3ヶ所のうち1ヶ所を吐水口が回転する水栓にしている。1Fトイレは、外部の来訪者が利用するシーンを想定し、シックな色合いでコーディネートされた気品高い空間とした。オフィスワーカーや来訪者への配慮を取り入れ、充実したトイレが完成した。

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