桜島と鹿児島市街地、そして雄大な錦江湾を一望できる「SHIROYAMA HOTEL kagoshima」。このたび、耐震工事を契機として、フロントにも近くお客様が多く利用されるホール前のトイレ改修を実施。当ホテルのSDGsの取り組みを重視し、空間や設備を拡充。空間意匠も最も艶やかな印象となるべくリニューアルされた。

建築概要

所在地 鹿児島県鹿児島市新照院町41-1
施主 城山観光株式会社
設計 株式会社東条設計
施工 株式会社前田組
敷地面積 82,780.77㎡
延床面積 52,030.64㎡
階数 地上10階
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2020年6月

特長

建物の概要

「SHIROYAMA HOTEL kagoshima」は、鹿児島の特等席というべきハイグレードホテル。桜島と鹿児島市街地、そして雄大な錦江湾を一望できる。西南戦争で西郷隆盛が率いる薩摩軍の最終本営地とも知られる自然豊かな「城山」に佇み、絶景展望露天温泉は圧倒的な眺望と極上の癒し空間の中で、四季の景色を存分に堪能できる。洗練された客室は27タイプ全355室、多目的に利用できる大小の16会場を完備している。耐震工事をきっかけに、ホテルフロントに隣接するホール「エメラルド」前のトイレ改修を実施。今回改修を行ったトイレは、お客様が多く使用されることから、空間や設備を拡充、空間の意匠も最も艶やかな印象になるようにリニューアルされた。

水まわりの特長

トイレの改修にあたっては、当ホテルのSDGsの取り組みを重視。「館内のバリアフリー化」の一環として、多機能トイレの表記は、全館『AllGender's Multi-function』とした。また、「省エネ」の取り組みとしては、節水・節電器具を選定。それに加え、器具は清掃性・清潔が保てることも選定のポイントとした。大便器は連続洗浄可能なパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式、ウォシュレットは、ボタンを押すたびに発電し、乾電池や電源工事が不要なエコリモコンを採用。また、壁材に関しては、設計担当者が展示会で「ハイドロソリッド」に大判タイルで清潔感があり、照明も映えるとの印象を抱かれ、またさまざまな方が使用することを想定し、ハード素材と美しさを両立する素材として採用に至った。

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