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「ホテルオークラ東京」本館の全⾯的な建て替え事業。新⽣「The OkuraTokyo」は、親しまれてきた意匠を忠実に再現しながら明るさも増し、新しい時代にふさわしい場となった。水まわりも、性能と意匠性を兼ね備えた、落ち着きのある空間となっている。
建築概要
所在地 | 東京都港区虎ノ門2-10-4 |
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施主 | ホテルオークラ |
設計 | 虎ノ門2-10計画設計共同体 |
施工 | 大成建設 |
敷地面積 | 20,442.11㎡ |
建築面積 | 13,262.54㎡ |
延床面積 | 180,905.72㎡ |
階数 | 地下1階、地上41階、塔屋2階 |
構造 | 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造(地下)、鉄骨造、一部コンクリート充填鋼管構造(地上) |
竣工年月 | 2019年7月 |
特長
建物の特徴
「ホテルオークラ東京」本館の全面的な建て替え事業。1962(昭和37)年の開業以来、改装や耐震改修を重ね営業を続けてきたが、建築家・谷口吉郎氏(1904-1979)の設計による本館ロビーの耐震補強については、開口部の一部が壁になってしまうという課題があった。そこでホテルの象徴ともいえるロビーの完全な姿を留めながら、耐震性を高めるために建て替えが決定。新生「The Okura Tokyo」は、高層棟「オークラ プレステージタワー」と中層棟「オークラ ヘリテージウイング」からなる。生まれ変わったロビーは、親しまれてきた意匠を忠実に再現しながら明るさも増し、伝統を継承しつつ、新しい時代にふさわしい場となっている。
トイレの特長
水まわりは、寝室と引き戸で仕切られ、全開にすると空間に開放感が生まれる。浴室の窓から都会の景色が見下ろせるビューバスタイプが用意され、特にオークラ最上位ブランドが展開するヘリテージウイングには、深型ブローバス、2ボウル洗面台、スチームサウナ、床暖房が完備されている。内装設計を担当した海外のデザイン事務所は、当初、海外製の水まわりを提案していたが、バスタブのお湯張りに12分を要することから、5~6分を基準とするオークラの基準とあわず、施主側からTOTOを推薦し、性能はもちろんデザイン面も認められ採用が決まった。水まわりの内装は、棟によって質感と色味を変えた石張り仕上げとなっている。
採用商品
- ウォシュレット一体形便器 ネオレストDH CES9575系
- スティックリモコン TCA335
- 洗面器 L548U
- 水栓金具 TLG01302JA/TLG01303JA/TBG01201J/TLG04302JA/TLG04303JA/TBG04201J
- 浴室用水栓金具 TBV02403J/TBV02404J
- シャワーヘッド THYC60C/THC系
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