ペーパークラフト作成のコツ

ペーパクラフトをきれいにつくるコツをご紹介します。
コツは4点。

1)折り目をキメる。
2)はがれた箇所、紙の断面の色を塗る。
3)箇所によってはのりしろを使わない(切ってしまう)。
4)ボンドを付けすぎない。両面に塗って生乾きにして張り合わせる。

1)折り目をキメる。
あたりまえではありますが、キャビネットの角のような90度の折りも、まずは180度折り、それから90度まで戻します。
こうすることで、紙の弾性の影響を抑えることができ、ピシッとした感じになります。

2)はがれた箇所、紙の断面の色を塗る。
紙を折ったりこすったりしたときに色が剥がれます。
また、色付きのパーツの紙の断面が白いと一気に紙工作っぽくなりますので、その部分を塗る(タッチアップ)と、きれいに仕上がります。
(例:サザナFタイプの黒いパーツは、各所黒でタッチアップしてあります)

3)箇所によってはのりしろを使わない(切ってしまう)。
ペーパークラフトで一番大変なのは、のりしろ切りです。
そして仕上がりをイマイチにするのものりしろです。
細かいのりしろの箇所を作る時に下記のようにするときれいにつくれます。

  • ・のりしろは切り落とす。ただし中心の1枚だけ残す(本当はこれも別紙片で裏から張るのがベスト)。
  • ・その1枚で位置を決めて張る。
  • ・あとは、紙の断面(木口)にボンドを付け、余分なボンドを指で除き(これでボンドが適量紙と同じ厚みに残ります)、紙の木口どうしを突きつけて張る。
    (例:ネオレストAHタイプのフタと便座。跳ね上げた状態を見ると裏にのりしろが無いですよね)

4)ボンドを付けすぎない。両面に塗って生乾きにして張り合わせる。
仕上がりがよくないペーパークラフトの傾向としては、ボンドを付けすぎることと、張って洗濯バサミなどでおさえることがあります。
きれいに仕上げるための張り方ですが、まず、片方のパーツののりしろにボンドを少量付けます。
そして一度相手パーツと張り合わせて(このとき少し左右に動かすとボンドが面に伸びるのでGoodです)すぐに離します。
少し乾かすとすぐに「生乾き」状態になりますので、改めて張り合わせます。
こうすると、すぐに接着が完了しますし、洗濯ばさみも必要ありません。

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