RIKEN YAMAMOTO　山本理顕の建築｜著者＝山本理顕

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RIKEN YAMAMOTO　山本理顕の建築

3刷

著者＝山本理顕

発行年月＝2012年1月
体裁＝B5判変型(250×190mm)、並製、320頁、和英併記
ISBN＝978-4-88706-315-0

ブックデザイン＝ASYL（佐藤直樹＋岡部正裕）

定価4,620円(本体4,200円+税10%)

品切

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山本理顕自著を語る

初の作品集！　山本理顕34年間の記録

本書は建築家山本理顕氏の34年間にわたる活動の記録であり、初の作品集です。初期住宅、山川山荘（1977年）からザサークルチューリッヒ空港（2015年）まで、主要29作品をスケッチ・写真・図面で追っています。氏は、日本はもとより海外プロジェクトを多く抱える、日本を代表する建築家です。常に社会と人とのかかわりを大切にしながら建築を思考しており、特に住宅においては、現代社会において壊れてしまった地域社会のコミュニティーをどうすれば回復できるのかを考え続け、具体的なプロジェクトや論評として発表しています。本書ではこうした氏の建築家としての考えや態度、さらに氏の建築を理解するうえで特に重要なテキストを収録しています。

同世代に伊東豊雄、安藤忠雄、石山修武など建築界のトップスターがそろう中、氏は自身を「気配りの建築家」として位置づけています。29作品を通してみると、その規模、素材、デザインはさまざまで、ひとりの建築家から生まれた建築とは思えないほどですが、テキストとあわせて読み進めていただければ、各作品には山本的気配りと深い思考の裏づけが見え、少しずつ繋がっていることがわかります。本書は山本理顕という建築家の思想と作品をひとつの物語のように読み進めることができる、これまでにない1冊です。

立ち読み

プロフィール

山本理顕　Riken Yamamoto

1945

中国北京市生まれ

1971

東京芸術大学大学院美術研究科建築専攻修了
東京大学生産技術研究所原研究室研究生

1973

株式会社山本理顕設計工場設立

2002–2007

工学院大学教授

2007–2011

横浜国立大学大学院教授

2011–

横浜国立大学大学院理工学部客員教授
日本大学理工学部特任教授

主な受賞

1988

日本建築学会作品賞（ガゼボ／ロトンダ）

1998

毎日芸術賞（岩出山町立岩出山中学校）

2001

日本芸術院賞（埼玉県立大学）

2002

日本建築学会作品賞（公立はこだて未来大学）

論文
物語のような本である
建築空間の施設化――「1住宅=1家族」システムから「地域社会圏」システムへ
共同体内共同体
決まった寸法に意味が生まれる
シンボル
建築家はオタクか？
助け合う

作品
山川山荘
STUDIO STEPS
藤井邸
ガゼボ
ハムレット
熊本県営保田窪第一団地
岡山の住宅
山本クリニック
岩出山町立岩出山中学校
埼玉県立大学
公立はこだて未来大学
広島市西消防署
東京ウェルズテクニカルセンター
三ツ境ハイツ
邑楽町役場庁舎
東雲キャナルコートCODAN
エコムスハウス
北京建外SOHO
小田原城下町ホール
横須賀美術館
福生市庁舎
ドラゴン・リリーさんの家
ナミックステクノコア
パンギョハウジング
天津図書館
元総社県営住宅
ソウル江南ハウジング
豊島区西部地域複合施設
ザサークルチューリッヒ空港

作品データリスト
略歴
クレジット

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