■ 書き下ろし論文、対談、コラム
住宅の20年
住宅の設計にどこまでの飛距離を期待するか? 小嶋一浩
時間の中の住宅 千葉 学
1985年につなぐための、住宅についての私的ノート 石堂 威
パドックの行方(対談) 隈 研吾×塚本由晴
コンテクスチュアリズムからコンセプチュアリズムへ 淵上正幸
断章 建築家からの住宅 植田 実
<抽象ゆえに幸福>な住宅 <幸福ゆえに抽象>を演出する建築家
1985年から2005年を思い出す未来派的エチュード 藤原惠洋
■ 全127作品(建築家91組)掲載、24の媒体・写真家のカットより厳選掲載!
[1985-1990]
「ハウスインヨコハマ」篠原一男、「シルバーハット」伊東豊雄、「アトリウム」早川邦彦、「K邸」安藤忠雄、「GAZEBO」山本理顕、「開拓者の家」石山修武、「KIVA」象設計集団、「東玉川の住宅」長谷川逸子、「結晶のいろ」高崎正治、「秋穂のアトリエ」中村好文、「PLATFORM ・」妹島和世、「HAMLET」山本理顕、「HOUSE F 1988」坂本一成、「数奇屋邑(邑庵)」石井和紘、「キヨサト閣」篠原聡子+隈研吾/空間研究所、「緑ケ丘の住宅」竹山聖+アモルフ、「COSMOS―都市住宅・1990」横河健、「好日居」斎藤裕、「阿品の家」村上徹
[1991-1995]
「佐木島の住宅」鈴木了二、「富士裾野の山荘」石田敏明、「成城の家 バス停前の家、交差点の家、BETWEEN、路地の家・・・」早川邦彦、「ネクサスワールド レム棟・クールハース棟」レム・クールハース、「ネクサスワールド スティーブン・ホール棟」スティーブン・ホール、「熊本県営保田窪第一団地」山本理顕、「岡山の住宅」山本理顕、「コモンシティ星田」坂本一成、「日本橋の家」岸和郎、「アルカイック・ジャパン」首藤廣剛、「荏田の住宅1985, 1992」富永讓、「NOS-h」石田敏明、「軽井沢の仕事場」磯崎新、「トラス・ウォール・ハウス」牛田英作+キャサリン・フィンドレイ、「住居No.14 筑波・黒の家」内藤廣、「BARN-3」吉本剛、「蓼科斜楼」飯田善彦、「森の別荘」妹島和世、「津山の家」村上徹、「I邸」北川原温、「ドラキュラの家」石山修武、「タンポポハウス」藤森照信、内田祥士、「箱の家 001」難波和彦、「家具の家」坂 茂 、「家族文化アパートメント「愛田荘」」宮本佳明、「F3 HOUSE」北山恒、「大宰府の住宅」有馬裕之
[1996-2000]
「S」青木淳、「住宅/スタジオ,生け花作家のための」中尾寛、「木箱 210」葛西潔、「白翳の家」坂本昭、「AURA」梅林克、「読売メディア・ミヤギ・ゲストハウス」阿部仁史、「壁のない家」坂 茂、「蕣居」齋藤裕、「久住章のゲストハウス2」淡路島ワークショップ、「Y-HOUSE」窪田勝文、「トウフ」玉置順、「立川のハウス」西沢大良、「GULL WINGS HOUSE」宇野享、「「ゼンカイ」ハウス」宮本佳明、「喜連舎」中東壽一、「ALICE」前田紀貞、「VILLA MAN-BOW」岡田哲史、「F-HOUSE・」古見演良、「ALTO B」谷内田章夫、「ミニ・ハウス」塚本由晴+貝島桃代/アトリエ・ワン、「梅ヶ丘の住宅」佐藤光彦、「ウィークエンドハウス」西沢立衛、「(5,200・)3,(6,400・)3+書斎/伊東邸」原広司、「スペースブロック上新庄」小嶋一浩、「岐阜県営住宅ハイタウン北方南ブロック第1期 妹島棟」妹島和世、「岐阜県営住宅ハイタウン北方南ブロック第1期 高橋棟」高橋晶子+高橋寛/ワークステーション、「六甲の集合住宅・・・・・」安藤忠雄、「祐天寺T邸」伊東豊雄、「NT」渡辺真理+木下庸子、「諏訪のハウス」西沢大良、「森の家」杉千春+高橋真奈美、「十里木の別荘」八木敦司、「玄海の週末住宅」塩塚隆生、「House SA 1999」坂本一成、「T・N-House」北山恒、「矩形の森」五十嵐淳、「屋久島の家」堀部安嗣、「VILLA FUJII」宇野求、「ambi-flux」米田明、池田昌弘、「F.O.B HOMES TYPE-A-001」梅林克
[2001-2005]
「世田谷村」石山修武、「ZIG HOUSE ZAG HOUSE」古谷誠章、「黒の家」千葉学、「T-set」千葉学、「エアー・ハウス」三分一博志、「町屋project」プロデュース:建築プロデュース研究所、「Thea-ory House/町屋project」丸山洋志、池田昌弘、「C House/町屋project」入江経一、池田昌弘、「nkm/町屋project」米田明、池田昌弘、「Ca」長田直之、「A_residence + studio」内村綾乃+高橋邦明 / A studio、「チュウクウ」城戸崎和佐、「屋根の家」手塚貴晴+手塚由比、池田昌弘、「黒/白の住宅 ヒムロハウス」小嶋一浩、「折本邸」原広司、「SPRINGTECTURE びわ」遠藤秀平、「ナチュラルエリップス」遠藤政樹+池田昌弘、「ペンギン・ハウス」山下保博、池田昌弘、「PLASTIC HOUSE」隈研吾、「此花の長床」中村勇大、「隅のトンガリ」石黒由紀、「アブストラクトの家」小川晋一、「梅林の家」妹島和世、「風の輪」五十嵐淳、「積層の家」大谷弘明、「4m×4mの家」安藤忠雄、「Y house」入江経一、池田昌弘、「高田の町家」奥山信一、「ガエ・ハウス」塚本由晴+貝島桃代/アトリエ・ワン、「OTA HOUSE MUSEUM」小嶋一浩、「TEM」ヨコミゾマコト、「等々力の集合住宅/T_Flat」豊田恒行/豊田土建、内村綾乃+高橋邦明/A studio、「エコムスハウス」山本理顕、「八ヶ岳の別荘」千葉学、「高過庵」藤森照信、「G」青木淳、「egota house A」坂本一成、「アコ・ハウス」塚本由晴+貝島桃代/アトリエ・ワン、「T house」藤本壮介
■ 再読:住宅を巡る言説 1985-2005、20年間に発表された10の論文を掲載
いま、「モダン・ネクスト」 (1988) 篠原一男
空間配列論 (1992) 山本理顕
小さなアクシデント、小さな住宅 (1995) 石山修武
脱近代的身体像 (1998) 伊東豊雄
「批評性」とは何だったのか (1998) 隈研吾
岐阜県営住宅ハイタウン北方 (1999) 磯崎新
家族が住まいを「転位」する (1999) 渡辺真理
閉鎖から開放、そして解放へ (2000) 坂本一成
「原っぱ」と「遊園地」 (2001) 青木淳
「読むこと」と「つくること」 (2001) 塚本由晴