TOTO

トラフ展 インサイド・アウト

展覧会について
TOTOギャラリー・間は、北九州市にあるTOTOミュージアムにて巡回展を開催します。今回は2016年に反響の高かった、鈴野浩一氏と禿(かむろ) 真哉氏による建築家ユニット、トラフ建築設計事務所の展覧会「トラフ展 インサイド・アウト」です。

トラフ建築設計事務所は、ホテル客室をリノベーションしたプロジェクト「テンプレート イン クラスカ」(2004年)で斬新なアイデアが高い評価を得ました。その後も住宅設計、店舗やショールームの内装から舞台美術、家具や指輪まで、建築の枠を越え、200を超える多様なプロジェクトを手がけています。2010年に発表したトラフのオリジナル作品「空気の器」は、アーティストとのコラボレーション作品も加わり、海外でも高い人気を集めています。モノ、インテリア、建築の境界を外し、フラットな視点でその間を行き来することで、その場所や空間、素材の可能性、魅力を最大限に引き出してきたトラフのアプローチ方法は、時に人の流れや行動、街の様相までをも変える力をもちます。

「インサイド・アウト」と名づけられた本展は、初期作品から近作までさまざまな作品のスタディの過程から完成までを紹介します。また試行錯誤する中で手がかりとなったもの、インスピレーションを受けた素材、創る過程をも楽しむトラフのアタマの中をのぞき、思考の過程を追体験できる内容です。

本展のために制作されたオリジナル映像やミュージアム全体に配したトラフ監修の「空気の器」によりトラフの世界観を体験できるほか、ミュージアムショップでTOTOギャラリー・間オリジナル「空気の器」も発売します。

トラフの思考に触れ、これからの建築や都市の有り様を探っていただくきっかけとして、是非ご覧ください。
TOTOギャラリー・間

会場写真
主な作品・活動
トラフ展 インサイド・アウト(2016年)
©大木大輔
港北の住宅(2008年)
©阿野太一
空気の器(2010年)
©冨田里美
光の織機(Canon Milano Salone)(2011年)
©大木大輔
big T(2008年)
©阿野太一
展覧会情報
展覧会名(日)
トラフ展 インサイド・アウト
展覧会名(英)
TORAFU ARCHITECTS Inside Out
会期
2018年8月21日(火)~12月23日(日)
開館時間
10:00~17:00
休館日
月曜(入館時間は16:30まで)
入場料
無料
会場
TOTOミュージアム
〒802-8601 福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1
TEL 093-951-2534  https://jp.toto.com/museum
交通案内
【バス】小倉駅バスセンター3番のりばから[21][22][43]系統バスまたは
4番のりばから[25]系統バスで約15分「貴船町バス停」下車、
【北九州モノレール】香春口三萩野駅南口下車、国道3号線を到津側に徒歩約10分
主催
TOTOギャラリー・間/TOTOミュージアム
企画
TOTOギャラリー・間運営委員会
特別顧問:安藤忠雄 委員:妹島和世/千葉 学/塚本由晴/エルウィン・ビライ
後援
一般社団法人 日本建築学会九州支部
公益社団法人 日本建築家協会九州支部
公益社団法人 福岡県建築士会
一般社団法人 福岡県建築士事務所協会
協力
石巻工房
伊千呂
かみの工作所
関連プログラム1
2018年8月20日(月) 18:00開場、18:30開演、20:00終演(予定)
TOTO出版関連書籍
著者=トラフ建築設計事務所
関連展覧会
2016年10月15日―12月11日