TOTO

ARCHITECTURE FOR DOGS 犬のための建築展

展覧会について
展覧会概要
「犬のための建築」は、デザイナー・原研哉氏のディレクションのもと、犬の尺度で建築を捉えなおすことで新たな建築の可能性を模索する、犬と人間の幸福のための真摯な建築プロジェクトです。

2012年11月に公式サイト(architecturefordogs.com)がオープンし、世界をリードする建築家・デザイナー13組がデザインした「犬のための建築」13作品が、フリーダウンロードできる設計図と共に公開されました。公式サイトでは、設計図をもとに自作した「犬のための建築」の写真を投稿することができ、インタラクティブな交流の場にもなっています。また2012年12月にマイアミの「Design Miami/」にて最初の展覧会が開催され、2013年6月にロサンゼルスのロングビーチ・ミュージアムに巡回した後、満を持してTOTOギャラリー・間にて展覧会を開催する運びとなりました。

TOTOギャラリー・間では、「犬のための建築」13作品が、第1会場(3階)と中庭にかけて一堂に展示されます。柴犬・スピッツ・パグといった具体的な犬種を特定してデザインされ、それぞれの建築家・デザイナーの個性もにじみ出ている作品の数々をじっくりとご堪能いただけます。

また第2会場(4階)では、「人間と犬のスケールを調整する装置」というコンセプトはそのままに、10数種の形態バリエーションに展開した原研哉氏による「D-TUNNEL」が、実寸大もしくは縮尺模型として初公開されます。

「犬」を通して「建築」の領域を広げてくれる本展覧会、どうぞご期待ください。
TOTOギャラリー・間

会場へのペットのご同伴はご遠慮ください
会場写真
[1] エントランスより第一会場を見る
© Nacása & Partners Inc.
[2] 第1会場全景
© Nacása & Partners Inc.
[3] 中庭側より第一会場を見る
© Nacása & Partners Inc.
[4] 手前はライザー+ウメモトによる「CHIHUAHUA CLOUD」。奥は妹島和世による「ARCHITECTURE FOR THE BICHON FRISE」
© Nacása & Partners Inc.
[5] 正面は藤本壮介による「NO DOG, NO LIFE!」。左はコンスタンチン・グルチッチによる「PARAMOUNT」。右奥は原デザイン研究所による「POINTED T」
© Nacása & Partners Inc.
[6] MVRDVの「BEAGLE HOUSE, INTERACTIVE DOG HOUSE」
© Nacása & Partners Inc.
[7] 原 研哉による「D-TUNNEL」
© Nacása & Partners Inc.
[8] 各作品の説明は手にとって見ることができる
© Nacása & Partners Inc.
[9] 手前はトラフ建築設計事務所の「WANMOCK」。左奥は伊東豊雄による「MOBILE HOME for SHIBA」。左奥は内藤 廣による「DOG COOLER」
© Nacása & Partners Inc.
[10] 坂 茂による「PAPIER PAPILION」
© Nacása & Partners Inc.
[11]中庭全景。手前は隈 研吾による「MOUNT PUG」。奥はアトリエ・ワンによる「ARCHITECTURE FOR LONG-BODIED-SHORT-LEGGED DOG」
© Nacása & Partners Inc.
[12]夕景。中庭より第一会場を見る
© Nacása & Partners Inc.
[13]中庭側より第二会場全体を見る
© Nacása & Partners Inc.
[14]「人間と犬のスケールを調整する装置」というコンセプトはそのままに、形態バリエーションに展開した原研哉氏による「D-TUNNEL」のボレロ的展開のモックアップ展示
© Nacása & Partners Inc.
[15] 原 研哉による「D-TUNNEL」のボレロ的展開の1/5スケールモック「シェルフ混合型」
© Nacása & Partners Inc.
[16] 原 研哉による「D-TUNNEL」のボレロ的展開の1/5スケールモック「レザーチェア型」
© Nacása & Partners Inc.
[17] 原 研哉による「D-TUNNEL」のボレロ的展開の1/1スケールモックの展示
© Nacása & Partners Inc.
[18] 第二会場全景
© Nacása & Partners Inc.
[19] 第二会場奥の来館者が自由にスケッチを描き、投稿できるスペース。ここで投稿されたスケッチは「犬のための建築」公式サイトにアップロードされる
© Nacása & Partners Inc.
[20] 第二会場奥のムービーコーナー
© Nacása & Partners Inc.
マイアミ、ロサンゼルスでの展示風景
[1] Design Miami/ 2012
PH: Rudy Duboue
[2] Design Miami/ 2012
PH: Rudy Duboue
[3] Long Beach Museum of Art
PH: Lindsey Ingram
[4] Long Beach Museum of Art
PH: Lindsey Ingram
[5] Long Beach Museum of Art
PH: Lindsey Ingram
[6] Long Beach Museum of Art
PH: Lindsey Ingram
展覧会情報
展覧会名(日)
ARCHITECTURE FOR DOGS 犬のための建築展
展覧会名(英)
ARCHITECTURE FOR DOGS
会期
2013年10月25日(金)~12月21日(土)
開館時間
11:00~18:00(金曜日は19:00まで)
休館日
日曜日・月曜日・祝日
ただし10月27日(日)、28日(月)、11月3日(日)、4日(月)は開館
入場料
無料
会場
TOTOギャラリー・間
〒107-0062 東京都港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F
TEL=03-3402-1010 URL=www.toto.co.jp/gallerma/
※会場へのペットのご同伴はご遠慮ください
ディレクター
原研哉
参加作家
アトリエ・ワン
伊東豊雄
MVRDV
隈研吾
コンスタンチン・グルチッチ
妹島和世
トラフ建築設計事務所
内藤廣
坂茂
藤本壮介
ライザー+ウメモト
原デザイン研究所
原研哉
主催
TOTOギャラリー・間
企画
TOTOギャラリー・間運営委員会
特別顧問:安藤忠雄 
委員:岸和郎/内藤廣/原研哉/エルウィン・ビライ
共同企画
Imprint Venture Lab
後援
一般社団法人東京建築士会
一般社団法人東京都建築士事務所協会
公益社団法人日本建築家協会関東甲信越支部
一般社団法人日本建築学会関東支部
関連プログラム
2013年11月2日(土) 11:00開場、12:00開演、14:00終演(予定)
ギャラリートーク+サイン会
ディレクターの原研哉氏によるギャラリートークとサイン会を行います。
日時
11月22日(金)16:00-17:00 / 17:00-18:00 ※都合により中止とさせていただきます。
12月11日(水)17:00-18:00
会場
TOTOギャラリー・間
 
※事前申込不要/参加無料
※サイン会は『犬のための建築――ARCHITECTURE FOR DOGS』をお買い求めの方を対象とさせていただきます。
※プログラムは予告なく変更することがございます。
TOTO出版関連書籍
編=ARCHITECTURE FOR DOGS, INC
企画・構成=原研哉+日本デザインセンター 原デザイン研究所