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原 広司展  ディスクリート・シティ
Hiroshi Hara   Discrete City
2004 12.02 - 2005 2.19
 
2004年12月現在
原 広司 (Hiroshi Hara)
原広司近影
写真撮影:大橋富夫
1936年 神奈川県生まれ
1959年 東京大学工学部建築学科卒
1961年 同大学大学院修士課程修了
1964年 同大学大学院博士課程修了、工学博士
1964年 東洋大学工学部助教授
1969年 東京大学生産技術研究所助教授
1970年- 98年 設計活動をアトリエ・ファイ建築研究所と共同
1982年 東京大学生産技術研究所教授
1997年 同大学名誉教授
1999年 原広司+アトリエ・ファイ建築研究所に改称
2001年 ウルグアイ国立大学Profesor Ad Honorem

◆主な受賞
1986年 日本建築学会賞(田崎美術館)
1987年 西ドイツケルン市都市再開発コンペ「メディア・パーク」最優秀作品
1988年 第一回村野籐吾賞(ヤマトインターナショナル)、BCS賞(ヤマトインター
      ナショナル)、サントリー学芸賞(『空間<機能から様相へ>』)
1989年 中部建築賞(飯田市美術博物館)
1990年 モントリオール国際都市設計競技優秀作品
1991年 JR京都駅改築国際設計競技最優秀作品
1993年 日経BP技術賞大賞(梅田スカイビル)
1994年 BCS賞(内子町立大瀬中学校)、大阪都市景観建築賞(梅田スカイビル)
1995年 日本建築学会作品選奨(内子町立大瀬中学校)、BCS賞(梅田スカイビル)     
1996年 札幌ドーム設計・技術国際提案競技最優秀作品
2001年 2001年度ブルネル賞建築部門激励賞(京都駅ビル)
2002年 しもきた克雪ドーム(仮称)提案競技最優秀賞
2003年 日本建築学会作品選奨(札幌ドーム)、BCS賞(札幌ドーム)
2004年 台北市主催台北ドームBOT入札において最優秀申請人

◆主な作品
1968年 慶松幼稚園(東京都町田市)
1972年 粟津邸(神奈川県川崎市)
1974年 原邸(東京都町田市)
1986年 田崎美術館(長野県北佐久郡軽井沢町)
      ヤマトインターナショナル(東京都大田区)
1987年 那覇市立城西小学校(沖縄県那覇市)
1988年 飯田市美術博物館(長野県飯田市)
1992年 内子町立大瀬中学校(愛媛県喜多郡内子町大瀬)
1993年 新梅田シティ梅田スカイビル(大阪府大阪市北区)
1997年 JR京都駅(京都府京都市)
1998年 宮城県図書館(宮城県仙台市)
2000年 広島市立基町高校(広島県広島市)
2001年 東京大学駒場Ⅱ地区キャンパス(東京都目黒区)
      札幌ドーム(北海道札幌市)

◆主な著書
『建築に何が可能か』(学芸書林/1967年)、『住居集合論1〜5』(鹿島出版会/1973〜1979年)、『空間<機能から様相へ>』(岩波書店/1987年)、『集落への旅』(岩波新書/1987年)、『住居に都市を埋蔵する』(住まいの図書館出版局/星雲社/1990年)、『集落の教え100』(彰国社/1998年)、『Hiroshi Hara』(Wiley-Academy/2001年)など。
   
出演者略歴(50音順、敬称略)
 
  植田 実
Makoto Ueda
編集者・評論家
植田 実
1935年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部フランス文学専攻卒業。『建築』編集スタッフ、『都市住宅(1968年創刊)』編集長などを経て、84年フリーの編集者となり、現在に至る。87年より、住まいの図書館出版局編集長。『住まい学大系』第1期100巻を刊行。2005年以降の第2期を現在準備中。東京藝術大学芸術学部建築科、日本大学生産工学部建築工学科講師。

◆主な著書
『ジャパン・ハウス−打放しコンクリート住宅の現在』(写真・下村純一/グラフィック社/1988年)、『真夜中の家−絵本空間論』(住まいの図書館出版局/1989年)、『住宅という場所で』(共著/TOTO出版/2000年)、『アパートメント−世界の夢の集合住宅』(写真・平地勲/平凡社コロナ・ブックス/2003年)、『集合住宅物語』(写真・鬼海弘雄/みすず書房/2004年)
 
 
  隈 研吾
Kengo Kuma
建築家
隈 研吾
1954年横浜生まれ。1979年東京大学建築学科大学院修了。コロンビア 大学客員研究員を経て、隈研吾建築都市設計事務所主宰。自然と技術と人間との新しい関係を切り開く建築を提案。

◆主な作品
「亀老山展望台」(公共建築賞優秀賞、「JCDデザイン賞'95」文化・公共施設部門最優秀賞受賞)/「高知県梼原町地域交流施設」(通産省選定グッドデザイン賞施設部門・新いなかデザイン賞大賞受賞)/「水/ガラス」(アメリカ建築家協会ベネディクタス賞受賞)/「森舞台/宮城県登米町伝統芸能伝承館」(日本建築学会賞受賞)/「馬頭町広重美術館」(村野藤吾賞、林野庁長官賞受賞)/「石の美術館」(インターナショナル・ストーン・アキテクチャー・アワード受賞)。また、2002年フィンランドよりスピリット・オブ・ネーチャー国際木の建築賞を受賞。

◆主な著書
『反オブジェクト』(筑摩書房)、『新・建築入門』(ちくま新書)、『建築的欲望の終焉』(新曜社)、『負ける建築』(岩波書店)など
 
 
  小嶋一浩
Kazuhiro Kojima
建築家
小嶋一浩
1958年大阪府生まれ。82年京都大学建築学科卒業。84年東京大学大学院修士課程修了。86年東京大学大学院博士課程在学中に,小泉雅生・伊藤恭行ら7人でシーラカンスを共同設立。94年〜2003年東京理科大学理工学部建築学科助教授。98年C+A(シーラカンスアンドアソシエイツ)に改組。現在C+Aパートナー,東京理科大学教授。京都工芸繊維大学特任教授,東京大学非常勤講師等を兼任。

◆主な作品
「千葉市立打瀬小学校」1995年(千葉県千葉市・日本建築建築学会賞作品賞1997)/「スペースブロック上新庄」1998年(大阪市・ARCASIA賞金賞 2004)/「ビッグハート出雲」1999年(島根県出雲市・建築学会作品選奨2004)/「宮城県迫桜高等学校」2001年(宮城県栗原郡・イソバンド・イソダッハコンテストグランプリ、建築学会作品選奨2003)/「ヒムロハウス」2002年(大阪府枚方市・建築士会連合会優秀賞、イソバンドデザインコンテスト特別賞受賞)/「東京大学先端技術研究センター3号館-1」2003年(東京都目黒区駒場)/「ツダ・ジュウイカ」2003年 (大阪府枚方市)/「SPACE BLOCK HANOI MODEL」2003年(ベトナム)東京大学・東京理科大学と共同/「北京建外SOHO別荘」2003年(中国 北京市)山本理顕設計工場と共同/「EDUCATION CITY : Bridge Arts & Science 棟」2004年(カタール国ドーハ)Arata Isozaki &i-NETと共同/「Ota House Museum」2004年

◆主な著書
『アクティビティを設計せよ! エスキスシリーズ01』(彰国社/2000年)、『PLOT 02 小嶋一浩:建築のプロセス』(A.D.A.EDITA/2000年)
 
 
  服部岑生
Mineki Hattori
建築デザイン計画研究者
服部岑生
1941年愛知県生まれ。64年東京大学工学部建築学科卒。66年同大学院修士課程修了。69年同大学院博士課程修了。69年千葉大学工学部講師。75年千葉大学工学部助教授。95年同工学部教授。2000年千葉大学大学院自然科学研究科教授。1995〜2003年放送大学客員教授、01〜年日本建築学会建築計画委員会委員長。

◆主な著書
『建築計画,新訂建築学大系23』(彰国社)、『世界の住まいと暮らし』(放送大学教育振興会)、『イギリスの集合住宅の20世紀』(鹿島出版会)

◆主な受賞
1996年日本建築学会賞(住宅・住宅地の計画に関する一連の研究)
 
 
  藤井 明
Akiara Fujii
東京大学生産技術研究所教授
藤井 明
1948年生まれ。71年東京大学工学部建築学科卒業。77年東京大学大学院工学系研究科建築学専門課程博士課程修了・工学博士。96年より東京大学生産技術研究所教授。都市形態学専攻。建築計画、都市解析と平行して世界の伝統的集落の調査を行ない、40カ国以上を調査している。

◆主な著書
『集落探訪』(建築資料研究社)、『東アジア・東南アジアの住文化』(共著/放送
大学教育振興会)など。
 
 
  門内輝行
Teruyuki Monnai
京都大学大学院工学研究科教授
門内輝行
1950年岡山県生まれ。73年京都大学工学部建築学科卒業。75年東京大学大学院修士課程修了。77年同博士課程退学。77年東京大学生産技術研究所助手。89年早稲田大学理工学部助教授、97年同教授。2004年京都大学大学院工学研究科建築学専攻教授。博士(工学)。設計方法論、建築・都市記号論を中心に、人間と環境との関係を解読し、デザインする方法論の研究に従事。
学位論文『街並みの景観に関する記号学的研究』にて1998年日本建築学会賞(論文)を受賞。

◆主な著書
『設計方法Ⅳ・Ⅴ』(彰国社)、『人間−環境系のデザイン』(彰国社)、『記号としての芸術』(勁草書房)、『建築・都市計画のための空間計画学』(井上書院)、The Empire of the Signs - Semiotic Essays on Japanese Culture (John Benjamins) など。
 
 
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