長野県内には、個性豊かな全52ヶ所の「道の駅」が点在。県道20号沿いに立地する「道の駅 三岳」は、霊峰・御嶽山の玄関口の役割を果たし、素晴らしい景観を誇る。このたび老朽化やポストコロナ対応を目的にトイレリニューアルを実施。充実した設備を整えた、衛生的で快適なトイレにより、施設利用者の増加を促している。

建築概要

所在地 長野県木曾郡木曾町三岳10491-9
施主 長野県
設計 株式会社環境計画
施工 倉本建設株式会社
敷地面積 6,500.00㎡
建築面積 72.87㎡(トイレ棟)
延床面積 59,62㎡(トイレ棟)
階数 地上1階
構造 木造
改修期間 2022年2月~6月
竣工年月 (改修)2022年6月

特長

建物の特徴

長野県内には、全52ヶ所の「道の駅」が点在。雄大な自然景観やご当地グルメなどが楽しめる個性豊かな道の駅は、地域活性化の拠点として期待され、重要な雇用創出の場となっている。その中の1つ「道の駅 三岳(みたけ)」は、木曽町の国道19号から木曽御獄山へ向かう県道20号沿いに立地。霊峰・御嶽山の玄関口の役割を果たし、周辺にある梅園の開花シーズンには、木曽ダム湖に写る残雪の木曽駒ヶ岳とマッチした素晴らしい景色が眺められる。「みたけグルメ工房」という農産物の加工場を併設。地元農家直送の新鮮野菜や山菜、素材や調理方法にこだわった人気のお弁当や総菜を販売する観光拠点として、県外から訪れる登山者や旅行者ほか、地元民にも愛される交流の場となっている。

トイレの特長

2000(平成12)年4月供用開始以後22年を迎え、トイレの老朽化やポストコロナ対応を目的にトイレリニューアルを実施。衛生面や感染症対策として出入口のドアレス化を、内部の大幅レイアウト変更により実現。設備面では、観光で訪れるお客様や地域住民まで幅広い利用者への配慮として、快適性向上、バリアフリー化の観点から全ブースに温水洗浄便座、洋式便器、手すりを設置。さらに、お子様連れの利用に配慮し、男女トイレともにベビーチェアやフィッティングボードを設置したひろびろブースを設け、バリアフリートイレの機能分散にも配慮している。清掃性と衛生配慮から設備は壁掛式を採用し、清掃方式も乾式清掃へ変更した。きれいなトイレで人を呼び込み、施設利用者の増加を促すことが期待されている。

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